ラブラドールレトリバーは毛色で性格が違う?黒・イエロー・チョコの違いと飼いやすさ・賢さを徹底比較!

無邪気で人懐っこくて優しいイメージが強いラブラドールレトリバーは、頭いいと言われる事も多い犬種です。
そんなラブラドールは毛色が黒、イエロー、チョコ、白と多色ありますが飼いやすさは違うのでしょうか?
今回は、
- ラブラドールレトリバーは何種類毛色がある?
- ラブラドールレトリバーの共通する魅力的な特徴と性格は?
- 毛色別の飼いやすさに違いはある?
- これからラブラドールを飼う人にオススメの毛色と選び方のヒント!
こちらの内容についてご紹介していきます。

yuzune(ワンコ歴30年)
5歳のラブラドールレトリバーと暮らしている岡山県在住の会社員です
今の子は、ペットショップで売れ残り、淡路島のブリーダーの元へと戻された経緯があります。
でも!(ビビビと運命の出会い!)
どうしても気になって「あの子を呼び戻して!」とペットショップへお願いし、今では晴れて我が家の一員に!
これまでに、シェルティ、ボーダーコリー、ラブラドールレトリバー(黒、イエロー)と暮らした経験もあります♪
大型犬がとにかく大好きな私。
ワンコとの暮らしの中で得たリアルな体験談をお届けしていきます!
これからラブラドールを飼いたい方、飼っていて悩んでいる方の参考になれば嬉しいです♡
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毛色は何種類?【ラブラドールレトリバー】基本情報を押さえよう

ラブラドールレトリバーは原産国のイギリスからヨーロッパ、アメリカなどでトップ5に入るほどの人気犬種です。
オスメス共に体重は30キロ前後で、頭は幅広く垂れ耳で筋肉質な体つきをしています。

長い四肢を持っているので、泳ぐ事も走る事も得意です。
フレンドリーで優しい性格のため人間の近くにいる場合が多い犬種です。
愛嬌たっぷりで人も犬も大好き!

介助犬やセラピー犬として活躍している子もたくさんいます。
日本では大型犬として知られているラブラドールですが、欧米では中型犬に該当するのだとか。
毛色は一般的日本にいるものとしては、3色です。

僕たちラブラドールにはショータイプとフィールドタイプがいるんだ!
また、体型の違いからショータイプとフィールドタイプという2種類が存在します。

それではショータイプとフィールドタイプの違いを見ていきましょう。
- ショータイプ…見た目の美しさを重視したタイプ。体格は大きめで穏やかな性格。
- フィールドタイプ…運動能力が高く、体格は小さくシャープで活動的。好奇心旺盛で元気な子が多い。
我が家は足も胴も短く原種に近いショータイプなのですが、最近はフィールドタイプも多く見ます。

うちの子のお友達はフィールドタイプが多いですね。
またラブラドールは、水猟犬としても活躍している犬種で水が大好きです。

泳ぎは教えなくても自然と身に付いている印象がありますね。

僕らの足の裏には水掻きがあるんだよ。これはラブラドールの特徴の一つなんだ!

活動量が多くて、食欲と好奇心が旺盛な所が共通して言えるラブラドールの特徴でしょう。
主な毛色はイエロー(黄)•ブラック(黒)•チョコレートの3種類!

街を歩いていてよく目にするのはイエロー(黄)やブラック(黒)ではないでしょうか?
日本では珍しくない色味ですね。
黄や黒に比べると少ないですが、チョコレート色の犬種もいます。
現在認められているのはこの3種類。

ブラック(黒)は真っ黒い子が多いのですが、中には胸元に白色の毛が混じっているタイプもいるようです。

通称メダルと言うんだ。珍しい毛色だよ!
またイエロー(黄)も赤茶色やホワイトに近い子もいます。
聞いた話によると、チョコレートは掛け合わせる際に先祖代々が純黒同士でないと産まれないのだとか。

お爺ちゃんやお婆ちゃんの代にイエローがいると、チョコは産まれ難いらしいんだ。
最近ではグレーゴーストというシルバーの毛色を持つ個体もいますが、標準的な毛色として認定されていません。
頭数はまだそれほど多くないですが、愛好者が着々と増えているようです。
【噂の真相】ホワイト(白)のラブラドールレトリバーは存在する?

個人的感想ですが、近年ホワイト(白)の毛色が増えている様に思えます。

確かにラブ友にも白が多いんですが、うちの子のイエローに比べると明らかに白いんですよね。
犬種が増えたのかと期待してしまったのですが、ホワイトの毛色を持っている個体は日本犬種登録の定める基準では認められていないようです。
ラブ友ちゃんは、とても白いんですが同じイエロー(黄)なのだそう。


確かに胴体は白いけど耳に少しだけベージュが入ってる友達がいるよ!
そして純粋な白の個体は、一般的には存在しないと考えられています。
ラブラドールレトリバーの『毛色別』性格・特徴・飼いやすさの違いを徹底比較!

毛色の違いで性格や飼いやすさなどに違いが出るのでしょうか?
私自身は、毛色というよりも個々の性格の違いが大きいのではと感じています。
毛色によってどんな特徴があるのか調べてみました。

多少は色ごとに性格も違うような。それぞれに個性的ですよ!
ここからは色別でご紹介して行きます!
ブラック(黒)のラブラドールレトリバー|特徴・性格の傾向・飼いやすさ

スタイリッシュでオールブラックが印象的な黒毛で、黒ラブと言われていますね。
3色の中でも高い人気がある種類です。
3種類の中で1番体力があり活発な子が多く、遊ぶ事が大好きであるため運動が好きな方には、トレーニングパートナーとしても向いています。
またイエローに比べてスレンダーな子が多い印象です。

僕たちは2歳ごろには性格が決まるから、できる限り早めにトレーニングを始めて欲しいんだ!
活発であるため、ディスクドッグなど競技犬として活躍している子も多いでしょう。
黒ラブは作業能力が高く賢いって本当?

黒ラブは作業能力を重視したフィールド系タイプでスレンダーでスマートな体型の子が多い印象です。
実際に我が家の先代犬も、とても細身で足が長くスマートな体型でした。
また教えた事は比較的早く覚えます。
覚えてしまえばトイレなどの失敗もほぼありません。

我が家は、黒ラブと一緒に3歳差でボーダーコリーも飼っていたのですが、ボーダーが子犬の時はおもちゃを使って遊んでくれたりしていました。
人間は何も言ってないのに、子守までしてくれるなんてと感動したものです。

とても賢い子でした!
ラブラドールレトリバー【イエロー(黄)ラブ】|特徴・性格の傾向・飼いやすさ

現在我が家にいる子は、イエローのラブラドールです。
黒ラブとの違いに驚きを感じています。
うちの子は男の子ですが、とてもほわっとした性格です。
あまり争い事は好まないタイプと言うのでしょうか。

イエロー(黄)ラブは、おっとりした子が多いと言われますが、他の毛色と同様に活発で自由奔放です。
やはり個体差はかなりありますね。

我が家のイエロー(黄)ラブは5歳ですが、まだまだ物を壊しますよ。襖は向こうがよく見えます(笑)
黄ラブは家庭犬向きで優しい子が多い?

家族を非常に大切にする性格で学習能力も高いためトレーニングしやすいと言われています。
とても人懐っこく遊ぶ事が大好きで、比較的に落ち着いた性格な子が多いと言われるのもイエロー(黄)ラブの特徴です。
温厚で争いは好まないため、飼いやすさは1番かもしれませんね。
チョコレート(チョコ)のラブラドールレトリバー|特徴・性格の傾向・飼いやすさ

最近では目にする機会も増えてますが、チョコ色のラブラドールは、イエロー(黄)やブラック(黒)に比べるとチョコは珍しい色です。

写真はワン友のチョコラブちゃんだよ!
またチョコラブは狩猟犬としての活発な性格が1番現れている犬種と言えます。
とてもワイルドで元気なやや激しい性格の持ち主です。
黒ラブを上回るほど活発で、感情は大きく表します。
一緒に走り回ったりアグレッシブに行動したい方におすすめの犬種です。
チョコラブはやんちゃで個性派な一面も?

チョコラブは活発な性格もあり、子犬の頃からやんちゃな子が多いようです。
まだ子犬と言う事もあるので、大人になるにつれて落ち着いてくる子もいます。

友達のチョコラブさんはおっとりしているよ!
またチョコラブは興奮し易いので、一旦スイッチが入ってしまうととんでもない事になってしまうでしょう。
ただここ10年から15年くらいは、非常に穏やかな性格になったと言われています。
もっと飼いやすくなっていると思いたいですね。
毛色による性格の違いは科学的根拠があるの?専門家の見解は?

彼らの性格は毛色でも多少の違いはあるかもしれませんが、科学的に証明されている訳ではありません。
育てているブリーダーや飼い主の経験から違いが出てくるとも言われているようですよ。
いずれにせよ毛色の違いではなく、個体それぞれの性格が大きく左右しているのでしょうね。
共通するラブラドールレトリバーの魅力的な性格と特徴!

これまでは毛色別に特徴や性格などをご紹介しましたが、もちろんどの毛色もラブラドールレトリバーです。
どの毛色の子も共通する所は、明るくて人懐っこいと言うこと。

優しくて明るい平和主義者!
もちろん大人しい子もいますし、やんちゃな子もいますが、根本的な所は同じです。
泳ぎが得意なところも共通していますね。
「優しい巨人」と呼ばれる温厚で人懐っこい性格

大型犬がよく言われるのは、「優しい巨人」。
グレートデンなど大きくて温厚な性格の大型犬が当てはまります。
ラブラドールもガタイが良くたくましい印象がありますが、人が大好きで穏やかです。
うちの子の犬友達も同じで、初対面の人にでも“僕は危険じゃないよ“と言わんばかりに、すぐ服従ポーズ。

嬉しいと尻尾を千切れんばかりに振って表現してくれます。
これはこれで良いのか悪いのか分かりません(笑)
そんな優しい巨人でも合わない子はいます。
流石にそうなると吠えてしまう事もありますが、基本的には穏やかです。

もちろん僕たちにだって合わない人や犬もいるよ!でも喧嘩はあまり好きじゃないんだ。
また考え方はそれぞれですが、気性の荒い子は去勢や避妊をすると大人しくなる子もいます。
他のワンちゃんに攻撃的な様でしたら、その方法もオススメです。
ただ我が家は去勢していませんが、攻撃的でもありませんし、どちらかと言うと平和主義なタイプだと思います。

うちの子はよっぽど相性が合わない時は怒ってますが、基本はウェルカムスタイルですね。
「頭いい」は本当!高い知能と学習能力

どの色のラブラドールも、とても賢く学習能力も高いです。
目の前で起こっている事を素早く理解して行動できます。
その為、盲導犬や麻薬探知犬など状況判断が重要な場面で活躍している子も多いですよね。
確かに犬種的にはとても頭がいいですが、そうは言ってももちろん個体差があります。

そこが可愛いかったりします!

我が家の先代犬(黒ラブ)は、頭はとても賢い子でしたが、おっとりのほほんタイプで、シナプスはゆっくり繋がる子でした。
飼い主に従順でトレーニングしやすい

さらに飼い主にとても従順です。
また集中力の高い犬種のため、トレーニングで新しい事を覚えることも得意とします。
人に愛着があって、遊び好きな性格もプラス要素になっているのは間違いないでしょう。
ラブラドールレトリバーの飼いやすさは毛色で変わる?総合的な判断ポイント

ここまではラブラドールレトリバーについて、毛色別で特徴や性格をご紹介してきました。
これからラブラドールを飼いたい方や飼いだして間も無い方もいらっしゃるでしょう。
じゃあどの毛色が飼いやすいのかなと思われますよね?
- イエロー
- ブラック
- チョコ
やはり飼いやすさで言うと、比較的性格の大人しいイエローラブが1位でしょう。

ブラックとチョコは同じくらいの活発なので、特に大型犬初心者さんには、イエローがオススメです。
我が家は初めてのラブラドールは黒ラブでしたが、大人しい性格の子でした。

運動量はそれなりに必要。我が家では自宅の庭で自由に走れる様にしていました。
ただイエローは太りやすいところがあるので、散歩はもちろんですが食事量も注意が必要です。
活発な犬種!必要な運動量と遊び

ラブラドールは走る事も泳ぐ事も大得意。
黒ラブやチョコラブは黄ラブよりももっと活発で行動的な犬種です。
とは言え、ラブラドールレトリバー自体が1日2回30分から1時間程度の散歩とドッグランなどでのストレス解消をしてやる必要があります。

またおもちゃで遊ぶ事も大好きです。
色々なものに興味を持つので、知育トイなど頭を使ったり、自動で動いたりするおもちゃだと飽きずに遊んでくれます。

ただイエローは運動量はありますが、基本寝転んでます(笑)

しつけのしやすさと注意点

ラブラドールレトリバーはとてもしつけやすい犬種と言われています。
ですが、しつけをしなくてもお利口かと言うとそうではありません。
トイレのトレーニングや無駄吠え、噛み癖などはしっかりしつけが必要です。
お手入れ(ブラッシング、シャンプー)のポイント

ラブラドールレトリバーのブラッシングは、毛の根本まで深くブラシを入れて解かしてあげるのがポイントです。
短毛のためやり過ぎると皮膚を痛めてしまう恐れもあるのですが、首周りやお尻は毛量も多いのでしっかりと根本までブラッシングしましょう。

シャンプーは皮膚が健康なラブラドールなら月に1回程度がオススメです。
皮膚が脂っぽい子は月に2〜3回でも問題ありません。

洗いすぎると皮膚のバリア機能が低下してしまうので、多くても週1回までにして欲しいな。
かかりやすい病気と健康管理

これからラブラドールを飼おうかなと思ってる方にとって、この項目はとても気になる所かと思います。
それはラブラドールレトリバーがかかりやすい病気です。
- 股関節形成不全
- 変形性関節症
- 外耳炎
- 耳血腫
- リンパ腫
- 血管肉腫
- 皮膚腫瘍
- 白内障
- 緑内障
この様な病気が挙げられます。
股関節系の病気は病院でも注意する様に言われる事もあり、注意が必要です。
我が家のラブはちょっと肥満気味なので、足や腰の事を考えてダイエット真っ最中。

合わせてうちの子は、アトピー性の外耳炎にもなりやすく、湿気の多い夏場は外耳薬が手放せません。

糖尿病など人間と同じ病気にかかる事もあるから、体調管理はとっても大切だよ!僕は太ってるけどね(笑)
日頃から運動や食事管理はしっかり行いましょう。
1番大切なのは愛犬とのスキンシップです。
触ることで身体にしこりなどがあれば、分かりますし、体温の変化なども感じられます。
病気の早期発見にも繋がるので、たくさん触ってあげましょう!
結局どの毛色のラブラドールレトリバーがおすすめ?選び方のヒント

どの毛色の子も魅力的で迷いますね!
でもやはり、初めてラブラドールレトリバーを飼う方には、イエローラブがオススメです。
比較的大人しいので、大型犬に初チャレンジするには良いでしょう。

ちなみに、日頃から運動など活発に行動されている方には、一緒に活動できる黒ラブやチョコがピッタリです。
うちの先代犬は黒ラブでしたが、パピーの頃はよく寝ていたので、大人しい子だと思っていたのですが、大きな勘違いでした。

庭のウッドデッキの木を噛んで剥がしまくって、ザラザラの手すりに仕上げてましたね。ある意味斬新でしたよ(笑)
ただ本当に頭の良い子で、トイレの失敗はお腹の調子が悪かった時の一回だけでした。
とても賢く聡明なラブラドールだったのを覚えています。
あなたのライフスタイルに合うのは何色?

正直な所どの毛色の子が良いとは言い切れません。
ラブラドールレトリバーは根本的に人間が大好きです。

ですので、どのラブラドールも、その家庭にあった子に育っていくと私は思います。

我が家はまだチョコラブを飼った事がないので、一度は一緒に暮らしてみたいと思いますね!
毛色よりも個体差や血統、育て方が重要

ラブラドールの犬種的にはとても賢い犬種ですが、やはり個体差はあります。
犬種的には頭が良いですが、我が家のラブはちょっとネジが一本ないかもと思う事も。
そこが可愛かったりするのですが、先代の黒ラブと比べても性格は全く違います。

オスとメスの違いだけでも、性格は全然違うよ!
仲良しのラブ友さん宅の女の子は、かなり個性的でテンションが上がると手に負えなくなります。
飼い主さんに事故が起きる事もしばしば。
周りを見てきて思うのは、愛犬は飼い主に似ます。

飼い主さんがユニークだと間違いなく犬もユニークです。
と言うことは、ラブの毛色なんて関係なく、重要なのは飼い主がどう育てていくのかと言うことになりますね。
やはりしつけはとても大切と言うことです。
まとめ

ラブラドールレトリバーは毛色によって性格や飼いやすさに特徴が出るのかご紹介しました。
ラブは優しい頭いい犬種で毛はブラック(黒)やイエロー、チョコ色の3種類が存在します。
白色に近いわんちゃんもよく見かけますが、基本的には白は無く、イエローの一種です。
結果について、
- ラブラドールレトリバーは何種類の毛色がある?
- イエロー、ブラック、チョコの3種類!
- ラブラドールレトリバーの共通する魅力的な特徴と性格は?
- 学習能力が高く頭いい人懐っこい性格
- 毛色別で飼いやすさに違いはある?
- それほど大きな違いは無いがブラックやチョコは運動量が多い
- これからラブラドールを飼う人にオススメの毛色と選び方のヒント!
- イエローは穏やかな性格なので大型犬初心者さん向き!
この様になりました。
ラブラドールレトリバーは愛嬌があってとても可愛らしい犬種ですが、しっかりとした躾は必要です。
毛色も最近では白色に近い子も増えていて、どんどん変化しているなと感じますね。
ラブラドールレトリバーをこれから飼われる方や飼っているが悩んでいると言う方に是非参考になれば嬉しいです!