ラブラドールレトリバーの寿命は平均何歳?老衰で最長何歳まで生きるのか解説
ラブラドールレトリバーは何歳ぐらいが平均寿命なのかご存知でしょうか。
大型犬の中では長生きと言われている犬種ですが、ギネス記録を持っている子や老衰でも長生きな子も多くいます。
最長どのくらいまで生きるのか長生きの秘訣も含め、
- ラブラドールレトリバーの平均寿命は?
- ラブラドールの最高齢は何歳?
- 年齢を人間に換算すると?
- 長生きさせるための食事管理とは
- ラブラドールレトリバーの寿命に関わる病気は?
- 穏やかな“老衰“を迎えるために飼い主ができることは?
ポイント解説していきます。

yuzune(ワンコ歴30年)
5歳のラブラドールレトリバーと暮らしている岡山県在住の会社員です✨
今の子は、ペットショップで売れ残り、淡路島のブリーダーの元へと戻された経緯があります。
でも!(ビビビと運命の出会い!)
どうしても気になって「あの子を呼び戻して!」とペットショップへお願いし、今では晴れて我が家の一員に!
これまでに、シェルティ、ボーダーコリー、ラブラドールレトリバー(黒、イエロー)と暮らした経験もあります♪
大型犬がとにかく大好きな私。
ワンコとの暮らしの中で得たリアルな体験談をお届けしていきます!
これからラブラドールを飼いたい方、飼っていて悩んでいる方の参考になれば嬉しいです♡
この記事に書いてあること
ラブラドールレトリバーの寿命は平均何歳なのか?

ラブラドールレトリバーは大型犬の中でも比較的長生きだと言われています。
大型犬全体をみると平均寿命は11.5歳ですが、ラブラドールは12.7歳!
平均的にはラブラドールの寿命は12年から15年が多いです。
そんな中でなんと27歳まで長生きした子の記録も残っています。

すごいですね!飼い主は長生きしてくれることをいつも願っていますからね。ちょっとでも長く一緒に居たいですよね。
平均寿命は12歳〜15歳前後とされており、大型犬の中では比較的長寿な犬種です。
人間年齢換算表や長寿要素について、「人間年齢換算」表の年齢を見ても基本的に合致しています。
「食事•運動・適切な健康診断」が長寿の秘訣といったまとめも正しいものです。
長生きさせるためには、飼育環境もとても大切です。
わんちゃんにも、定期的な健康診断や適度な運動をさせてあげましょう。
またストレスの少ない環境を整えてあげることも長生きの秘訣です。
ラブラドールレトリバーの最高齢記録は?

大型犬の中でもラブラドールは長生きです。
ラブラドールレトリバーの最長寿のギネス記録として知られるのは、ラブラドールレトリバーの血を引く“ラブラドールレトリバークロス(混血種)で29歳となっています。
一方純血種の最高齢として公式に紹介されているのは19歳前後です。
混血種は比較的に長生きの傾向にありますが、特にこの“ラブラドールレトリバークロス“は、混血によってさらに健康的な遺伝子を持っているため、長生きの傾向があります。
外国にご長寿のラブがいるなら、もちろん日本にもご長寿ラブがいるようです。
ちなみに、この黒ラブちゃんは2022年に18歳を迎えました。
この子は14歳になるまで病気知らずで健康そのものだったそう。
残念ながら細かい情報がない為、現在生存しているのかは、定かではありません。

長生きしてくれてギネス更新してくれたら嬉しいですよね!
ラブラドールレトリバーの年齢を人間に換算すると?

ご存知の方も多いと思いますが、大型犬は小型犬よりも歳をとるのが早いです。
パピーから老犬になるまで、人間に換算すると何歳くらいに該当するのでしょうか?
参考までにおおよその早見表を作成しました。
| ラブラドール・レトリバー月齢 | 人間年齢加算 | 成長ランク |
|---|---|---|
| 3ヶ月 | 4歳 | 子犬 |
| 6ヶ月 | 7歳半 | |
| 9ヶ月 | 11歳 | |
| 1歳 | 15歳 | 成犬 |
| 1歳半 | 19歳半 | |
| 2歳 | 23歳 | |
| 3歳 | 28歳 | |
| 4歳 | 33歳 | |
| 5歳 | 40歳 | |
| 6歳 | 47歳 | シニア犬 |
| 7歳 | 54歳 | |
| 8歳 | 61歳 | |
| 9歳 | 68歳 | |
| 10歳 | 75歳 | 高齢犬 |
| 11歳 | 82歳 | |
| 12歳 | 89歳 | |
| 13歳 | 96歳 | |
| 14歳 | 113歳 | 超高齢犬 |
| 15歳 | ー | |
| 16歳 | ー | |
| 17歳 | ー | |
| 18歳 | ー |
特徴は4歳くらいまで比較的に早いスピードで年齢が進みむことです。
しかし5歳以降は成長スピードが落ちていきます。

8歳をすぎると、もう老犬という枠ですね。

僕たちは、6歳くらいになってくると白内障になってきたりするから気をつけてもらえると嬉しいな。
15歳や16歳以上はかなりのご長寿です。
大型犬は寿命が短いと思われますが、小型犬や中型犬の様に長く生きる子も少なくありません。
15歳まで生きるラブは、割と多くいるんですよ。

我が家の先代犬は15歳まで長生きしてくれました。大きな病気もなく老衰で虹の橋を渡ってくレたので、
飼い主としては健康に天寿を全うしてくれて嬉しかったです♪
玄関、階段、キッチンなど危険な場所への侵入防止に。
また、お部屋を仕切るパーテーションとしても活躍します。
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ラブラドールレトリバーの健康寿命を延ばすには?

ギネス記録やご長寿わんこ達も長生きするにも健康でなければ意味がありません。
これは動物も人間も一緒ですが、愛犬の健康は飼い主の管理がとても大切になります。
子犬のうちからの健康管理が重要で、小さな変化にも気を配ることが大切です。
長生きの秘訣についてまとめました。
- 食事
- 適度な運動
- こまめな被毛のお手入れ
- 定期健康診断
- 適切な時期の去勢・避妊手術
可愛いからと言って食べさせすぎるのも良くありません。
ラブラドールはそれでなくても、食べることが大好きで何でも食べる雑食さんです。
また運動量も多い犬種なので、ストレス解消の意味でもしっかりとお散歩はしてあげましょう。

我が家は悪い例です(笑)
可愛いからと、ちょうだいと言われるとダメと言えず、与えた結果が現在肥満です(笑)
みなさん気をつけてくださいね。
6歳になる我が家のラブは太ってるからなのもあるのですが、泳いだり運動をしすぎると、後脚を持ち上げるのがしんどそうです。
ただパピーの頃はしっかりとフードを与えてあげてください。
将来病気をしない為にも、成長期の食べ物は品質の良いものを選んであげて欲しいです。
パピーの時期に成犬用と書かれたフードを食べさせるのはお勧めしません。
フードを買う際は、パッケージに書かれた原材料やカロリー等、内容をしっかりと確認して購入してくださいね!
健康で長生きするためにも愛犬の健康状態は常に気にするようにしましょう。
肥満は万病のもと!体重をコントロールする食事管理が大切

ラブラドールレトリバーの一つの特徴と言えるのが食欲です。
黒ラブやチョコに比べてイエローラブが1番太りやすいと感じます。
先ほどもお伝えした通り、我が家のラブは肥満気味です。
かかりつけの獣医さんからも、“まだ6歳だから良いけどゆっくり減量は必要だよ“とやんわり言われています。

先生は優しいので強く言われないのですが、31キロの適性体重より5キロ増なので、どう考えても痩せないといけません(笑)
ドッグフードはもちろん低カロリーで低脂肪の減量タイプをオススメします。
大型犬であるラブラドールは、フードも大粒の方が丸飲みにならず良いのですが、無ければ中粒ぐらいなら良いでしょう。
おやつは基本的にハードタイプを選び、噛むことで満腹感を得ることが出来る様な工夫をしています。

肥満は股関節だけでなく糖尿病や心臓病にも繋がるので気をつけましょう!
硬さや大きさなどでもしっかり食事量のコントロールをオススメします。

お腹が空いたら食べているので、食べないことにあまり過敏にならず見守りましょう。
関節に負担をかけない適度な運動とストレスケアについて

ラブラドールがかかる典型的な病気に股関節形成不全があります。
この病気は、遺伝的な要因が主だと言われていますが、肥満も原因になり得るので注意が必要です。
足腰や関節に負担をかけない運動をしましょう!
ストレッチやマッサージもオススメです。

足に負担を掛けない運動となると泳ぐのも良い方法です。ラブラドールは泳ぎが得意な子も多いので、海や川での運動もオススメします!
犬も老化は足からやって来ます。
特にシニア犬になって来ると、柔らかい筋肉と関節を保つ事がとても大切です。
筋肉の緊張をほぐし、関節の動きを改善することで病気予防にも繋がります。
ラブラドールレトリバーは病気の早期発見が大切!

人間も動物も病気の早期発見はとても大切です。
なので、人間同様に健康診断はとても重要。
うちの子は現在6歳ですが、5歳から定期検診を始めました。
健康診断の回数は、若い時は年に1回、シニア期に入れば半年に1回くらいが理想です。

定期健診を始める時期などは、獣医さんで言われる事も違うとは思いますが、大型犬は6歳期からシニア期に入る為、5歳以降は定期的な検診をオススメします。
犬種的にリンパ腫になりやすいとお伝えしましたが、1年でも腫瘍はかなり大きくなるため早く見つける事は重要です。

うちの子は、かかりつけの先生がまだ2年に1回くらいの検診で良いと言われています。うちの場合は、他のことで病院に行く機会もあるので心配はしていません。
健康診断をするに当たって調べるべき検査項目はこちらです。
- 血液検査
- 尿・便検査
- レントゲン検査
- エコー検査
- MIR検査
MRIは全身麻酔が必要な検査なので、かかりつけでできるかどうかも確認が必要ですし、一般的な健康診断には含まれない検査なので、獣医師と相談しながら行ってください。

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注意!ラブラドールレトリバーの寿命に関わる病気とは?

家庭犬として人気の高い犬種のラブラドールですが、大型犬ならではの体型からくる病気や遺伝的になり易い病気があります。
特に、
- 股関節形成不全
- 進行性網膜萎縮症(PRA)
- リンパ腫・胃捻転
これらの病気には注意しましょう。
股関節の病気は、小型犬よりも大型犬の方が、体重が重たい分負荷がかかりやすいので気をつけたい病気です。
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大型犬の宿命?注意したい関節の病気「股関節形成不全」

最もよく聞く病気に股関節形成不全があります。
この病気は、股関節の骨と関節の形成が成長期に上手くいかず、不安定になり痛みや変形を伴う病気です。
- 後ろ足を引きずる
- 立ち上がりや歩行がぎこちない
- 疲れやすく運動を嫌がる
この様な症状がみられたら早めに病院へ行きましょう!
ひどい場合は、内科治療や外科手術をしなければいけなくなるので、子犬の頃から体重管理や適度な筋トレと運動を心がけら必要があります。
フローリングは滑り易いのでマットを敷くなどの対策はしっかりとしてあげましょう。
遺伝的に注意したい「進行性網膜萎縮症(PRA)」

遺伝で発症する病気に“進行性網膜萎縮症(PRA)“があります。
網膜が徐々に機能を失い、最終的に失明に至る病気です。
ラブラドールは若く発症するケースもあるので症状には注意する必要があります。
- 日中でも物にぶつかる
- 暗いところで見えづらそうにしている
- 慎重な歩き方になる
最近では遺伝子検査でリスク評価も行えるようですが、どんな場合であっても早期発見が大切です。
残念ながら進行を完全に止める治療法はありません。
環境適応支援が大切になります。
命に直結する「がん」と「胃捻転」のリスク

ラブラドールはリンパ腫(悪性腫瘍)のリスクが比較的に高い犬種です。
中高齢犬に多い傾向はありますが、若年期でもゼロではありません。

ラブラドールレトリバーは、脂肪腫など腫瘍は割とでき易い体質だと思われます。周りでも腫瘍の話はよく聞きます。
- 首や脇のリンパ腫が腫れている
- 食欲不振・体重減少
- 発熱や元気がない
この様な症状が見られたら即座に病院を受診してください。
また同じように死亡リスクがある胃捻転ですが、愛犬の変化に注意することが必要です。
- お腹が膨らむ
- 舌や歯茎の色が青白い
- はぁはぁと苦しそうな呼吸をしている
- 何度もえずく(空嘔吐)
胃捻転の根本原因は分からないことが多いのですが、食欲旺盛なラブラドールなので、ドカ食いなどが原因のことも。
ストレスや加齢の場合もありますが、ひどくなると腹膜炎になることもあるので、少しでも違う様子を感じたらすぐに病院へ行きましょう。
リンパ腫や胃捻転は、まさに早期発見が大切!
定期的な健康診断は必須です。
がん治療としては抗がん剤が中心になりますが、早めに見つければ改善も見込めます。
とにかく健康診断をしっかりと行うことが重要です。
穏やかな「老衰」を迎えるために飼い主ができること

筆者が今でも嬉しく思っていること、それは先代の黒ラブが老衰で亡くなったことです。
大きな病気もなく15歳まで長生きしてくれました。
長生きの要因の1つは、一緒に飼っていた3歳下のボーダーコーリーではないかと思っています。
弟分がいるから頑張ろうと本人も思っていたのではないかと。
日常生活においては、体重も軽くはなっていましたが、床で滑ることが多くなっていたため靴下とジョイントマットを敷いて対策。
靴下はしっくりくるものがなく、脱げるのでうちの子には不向きだったようです。
また、認知症が出てくるので寝る場所などは変えないように、できるかぎり自分で立って動ける状態を作っていました。

元々穏やかな性格の子でしたが、のんびりと過ごしていましたよ。
「老衰」と「病死」はどう違う?

人も動物も老衰で人生を全うするのが理想ですよね。
では、老衰と病死にはどんな違いがあるのでしょうか?
人も犬も同じ。
老衰の場合は、食事や水を取らなくなっていきます。
我が家は亡くなる1日前までお水も少しではありますが、口に含んでくれていました。
それぞれ違いはありますが、ほとんど眠っているかのようです。
呼吸も小さく、動けなくなってからは痙攣を起こしたり震えることも。
次第に体温も低下し眠るように穏やかに虹の橋を渡っていきます。

そりゃあ僕たちだって、老衰で現世を全うしたいと思うけどね!
病死の場合は、急に容体が悪化して息を引き取ることもよくあります。
点滴やお薬を飲んでる子は、副作用などでしんどい場合も多いでしょう。
老衰のように穏やかにとはいかないのが現実。
我が家も3匹看取りましたが、病死が2頭、老衰は1頭でした。
本当に最期の表情が違います。
病気の子には、少しでも苦しまないようにケアしてあげることが大切です。
これって老化のサイン?シニア期に見られる変化

大型犬は6歳を超えるとシニア期に入ってきます。
シニア期に入るとどのような変化が起こるのか老化のサインをまとめました。
- 目が白濁する(白内障)
- 顎の下などに白髪が増える
- 体重が減ってくる
- 食事量が減る
- 階段の上り下りができなくなる
- 認知機能が低下(夜泣きや同じ所をくるくる回る)
- トイレの失敗
このように老犬になると変わることがたくさんありますね。
でもこれって、人間の私たちも同じですよね。
介護も同じです。
我が家は、排泄がうまく外でできず、仕事に行っている間に家中にするようになっていたので、リビングに新聞紙を引いてどこでしても良い状態にしていました。
帰宅したら、新聞紙を玄関からくるくる巻いて捨てるという作業を毎日していたのを思い出します。

黒ラブは家の中でトイレをしない子でサークルもあまり入らない子だったため大変でした。でも老いたらみんな同じです。それすらも可愛いのです!
また後ろ脚が弱ってくるため、フローリングは滑って歩けなくなります。
動けなくなるので、爪や足の裏の毛も伸びてくる為定期的に整えてあげましょう。
靴下を履かせることやジョイントマットを床に敷くこともオススメします。
まとめ

- ラブラドールレトリバーの平均寿命は?→12.7歳と大型犬の中では長生き
- ラブラドールの最高齢は何歳?→29歳!
- 年齢を人間に換算すると?→15歳は超高齢の100歳越え!
- 長生きさせるための食事管理とは→栄養価やカロリー、食事量に気をつけること
- ラブラドールレトリバーの寿命に関わる病気は?→リンパ腫、胃捻転
- 穏やかな“老衰“を迎えるために飼い主ができることは?→子犬の頃からの健康管理とストレスケア
ラブラドールレトリバーの平均寿命は大型犬の中でも長く、最長で29歳とギネス記録に登録された子もいます。
ラブラドールが老衰まで生きるためには、愛犬の小さな変化を見落とさないようにする事が大切です。
毎日愛犬の様子を見ているあなただから気づく事がたくさんあるはず!
愛犬が寿命を全うできるよう一緒に頑張っていきましょう。

