ラブラドールレトリバーを飼うと後悔する?初めて飼う人が知っておくべきポイントを紹介

ラブラドールレトリバーを飼うと後悔するかもと思っている方はいらっしゃいませんか?
これからラブラドールを初めて飼う人のために、注意点や準備しておくべき事についてご紹介していきます。
- ラブラドールを飼う前に知っておくべき3つのこと
- 大型犬の為の安全な部屋作り
- 初期費用と毎月の費用は?
- ラブラドールの知っておくべき性格と特徴
- オスとメスでどちらが飼いやすい?
- ラブラドールを飼って後悔すると言われるのはなぜ?

yuzune(ワンコ歴30年)
5歳のラブラドールレトリバーと暮らしている岡山県在住の会社員です✨
今の子は、ペットショップで売れ残り、淡路島のブリーダーの元へと戻された経緯があります。
でも!(ビビビと運命の出会い!)
どうしても気になって「あの子を呼び戻して!」とペットショップへお願いし、今では晴れて我が家の一員に!
これまでに、シェルティ、ボーダーコリー、ラブラドールレトリバー(黒、イエロー)と暮らした経験もあります♪
大型犬がとにかく大好きな私。
ワンコとの暮らしの中で得たリアルな体験談をお届けしていきます!
これからラブラドールを飼いたい方、飼っていて悩んでいる方の参考になれば嬉しいです♡
ここからはラブラドールがどんな犬なのか体験談を踏まえて深堀りして行きます!
この記事に書いてあること
【体験談】私がラブラドールを飼う前に知りたかった3つのポイント!

我が家はラブラドールを飼って約20年ほどになります。
先代犬は黒ラブで、現在はイエローラブですが、それぞれに子犬の時から色々な部分で違いがありました。
これからラブを飼いたいと思っている方も、ラブラドールは大型犬だし、いざ迎え入れるとしたらどんなものを用意したら良いのか、分からない事も多いですよね。
ラブラドール歴20年の私が、飼う前に知っておくべき事をご紹介します!
- リードや首輪、トイレ用品やサークル、ブラッシングブラシなどを揃える
- 広めのスペースと滑り止め、飛び出し防止柵は必須
- 初期費用は35万円程と医療費や食費などで最低でも年間10万円弱かかる
我が家の場合は先住犬がいたので、全てを揃えた訳ではないのですが、ケージやサークルは必ず用意して下さい。
また子犬の時には室内でトイレもしますので、トイレ用トレーを使いましょう!
我が家は先住犬に習って、自然と庭でトイレが出来るようになりましたが、室内でトイレを覚えさせたい場合は、必ずトイレ用トレーは必要です。
また、大型犬用のサークルはある程度大きさがあるので、室内に広いスペースを確保する必要があります。

我が家はリビングに設置しましたが、ほぼサークルでした(笑)
また子犬のうちは良いのですが、10ヶ月ほどになると活発に動き回るため、入っては行けないところや玄関前などにゲートを設置する事をオススメします。
またゲートを選ぶ際は、出来るだけ頑丈で高さがある物を選ぶようにして下さい!
そんなこんなで初めて飼われる方は、結構準備物が多いです。
我が家の場合、先代犬は知り合いから低価格で譲り受け、現在の子もペットショップで売れ残っていた子を引き取った為、生体自体も一般的な相場価格とは少し違っています。
通常は、生体価格と合わせてお迎えまでの準備だけでも30万〜35万程度はかかります。

大切な命なので、万全な状態でお迎えしたいですよね!
全てを準備するのが難しい場合は、まずはドッグフードやトイレシーツなど、子犬を迎えたらすぐに使うものを優先的に準備しておきましょう!
【体験談】本当に必要な物・不要だった物リスト

前もって準備はしたものの、いざ使ってみると使いにくかったり、合わなかった物もあります。
そこで、これは必ず用意して欲しいと思うものと、無くても何とかなるものをリスト化しました。
- サークル、ペットゲート
- 洗えるペットシーツ
- ジョイントマット
- うんち処理袋
- 水飲み、餌用の食器
- ドッグフード
- おもちゃ

- 綿製のぬいぐるみやおもちゃ
- プラスチック製用品

ペットショップは僕たちも入れるから、一緒に行って選んで貰っても嬉しいなぁ。
ケージやサークルは子犬を迎えたその日から必要です。
犬は身体の一部が壁などにくっついていると落ち着く習性があるので、一部が身体に沿う様な大きさで、成犬になっても使えるサイズのケージやサークルを選ぶ様にしましょう。
先住犬は屋根の無い木製のサークルを使っていたのですが、現在の子は活発すぎて飛び出てしまうので、屋根付きのサークルに変えました。
また我が家はペットシーツも消臭機能のある洗えるシーツにして、4枚購入しローテーションで使用。

使い捨てだとゴミもでますしニオイも気になります。洗い替え出来るシーツが思いの外優秀!これはオススメです。
食器やおもちゃはプラスチックや柔らかいワタ製は噛みちぎってしまうので不向きでした。
出来るかぎり硬い材質のものがオススメです。
またドッグフードは1歳が来るまでは、少し高額でもパピー用と記載のある栄養素の豊富な物を与えるようにして下さい。
パピー時期は、成長にとても大切な時期です。
ペットショップなどで子犬を迎えた場合は、ショップに何を食べさせていたのか聞くと良いでしょう。

我が家では、一歳までは、ショップで食べていた物を食べさす様にしています。その後は、身体もある程度決まってくるので、フードを変えてもそれほど影響はないと思います!
その他には、子犬の場合ワクチンが終わるまで散歩は出来ないので、首輪やリードは迎えた後購入でも問題ありません。
それでは、ここで特に私のお気に入りの便利グッズをご紹介しますね!
- 【ペットゲート】セーフティ ペット ゲート ハイ 高さ100cm
- 【洗えるペットシーツ】犬用トレーニングパッド ペットシーツ 洗える ペット用 トイレ下敷きマット 速乾 洗える 大判サイズ 二枚セット(80*90cm)
- 【うんち処理袋】驚異の防臭袋 BOS (ボス) うんちが臭わない袋
うんち処理袋は色々なものを試してみましたが、消臭に関してはBOS(ボス)が1番です。
外出先でも普通の袋よりはニオイが軽減するのでオススメします。

大型犬は特に排泄物も大きいので、袋選びは大切です。
意外と見落としがち?大型犬のための安全な部屋作り

子犬の時は足腰がしっかりしているので気付きにくいのですが、犬にとってフローリングは足に良くありません。
老犬になってくると脚力が落ちてくるので、滑りやすくなります。
フローリングに滑り止めワックスは、ニオイや乾かす時間を考えると不便。
ここで役に立つのがジョイントマットです。
拭き取りも簡単ですし、汚れが酷ければ外して捨てちゃえばOK。

ジョイントマットも柔らかい素材なので噛みちぎってしまうため、食べてしまわない様に注意が必要です!
子犬のうちは何でも口に入れてしまうため、出来るだけ届く所に物を置かないようにしましょう。
我が家は、角が尖っている机などにはクッションをつけたり、噛むと苦味を感じる様なスプレーを掛けたりしています。
初期費用と月々の費用はいくらかかる?

皆さんが気になる費用についてです。
- 初期費用:30万〜35万(生体代20万〜、飼育グッズ10万ほど)
- 月費用:1万円弱
ラブラドールを初めて迎え入れる際にかかる費用ですが、平均25万円前後です。
親犬がドッグショーやタイトルを持っていたり、股関節や進行性網膜萎縮症の検査をしていたりする場合は、30万を超える事もあります。

我が家は、ラブラドール自体の値段が高くなかったのと、先代犬のものがあったので割とお安く出来ました。
生体費用だけでこれだけかかるので、サークルや餌などを購入するとなると、35万くらいになると思っていた方が良いでしょう。
また費用面を考えると、医療費は年1回のワクチン、5月から12月までのフィラリア予防薬、狂犬病予防注射などで6万ほどかかります。
この間に体調が悪くなった場合の治療費、大病をした際にはイレギュラーに大金がいる場合もあります。
年間10万弱と考えると、月々は1万〜1万5千円ぐらいが標準でしょうか。
そのほかにも、おやつが無くなれば買い足すので月によってはプラスで費用もかかります。

おやつやその他お出かけの時のグッズなども準備してくれてるからもっとかかってるはず…。
ラブラドールレトリバーの性格や特徴で知っておくべきこと

ラブラドールは温厚で明るい性格で、落ち着いた印象のある方も多いでしょう。
でもそれは盲導犬などだけ。

落ち着いて見えるのは盲導犬や介助犬など訓練をしっかりと受けている子たちだからです!
「何歳ぐらいで落ち着きますか?」とよく聞かれるのですが、正直なところ老犬になるまで落ち着かないかもしれません(笑)
子犬の頃は可愛らしくて寝ている姿は天使ですが、一歳に近づくに連れて爆裂破壊王が顔を出します。
とにかくいろいろなものを噛みたがるのです。

静かだなと思ったら悪さをしていると思った方が良いくらいかと思いますねー。
うちの子はスリッパが大好きで何足ボロボロにされたか分かりません。
もちろんこの天真爛漫な姿を見ると、ため息も出ますが嫌なことも忘れますし、癒しでしかないですね。
体験談①:「最高の家庭犬」と言われる賢さと愛情深さ

特に感動したのは、家族が喧嘩をすると必ず仲裁に入るところです。
泣いたりすると落ち着くまで黙ってそばに居てくれます。
心配しているのがこちらにも伝わって来て、“あー、この子で良かったなぁ“としみじみ思うのです。
家族が大好きな犬種なので、とにかく動くと後ろを着いてきます。
トイレは扉も閉まる前に開けて、一緒に入ります (笑)

私がちょっとイラッとすると、その空気を感じ取る様で怒らないで!と間に入ってくれます。涙が出ます。
また他のワンちゃんに対しても、温厚な性格で散歩の途中でも他の子に吠えたり飛び交って行くことはありません。

我が家は、去勢をしていないのでドッグランでは特に注意しているのですが、合わない子もいる中で喧嘩が起きることはほとんどありません。

ただ、相手のワンちゃんが気が強い子だったり、虫の居所が悪い事もありますからね!しっかり注意しながら遊ばせないといけません。
いくら温厚でも注意は必要です。
体験談②:子犬期の圧倒的なパワーと破壊行動

ラブラドールの子犬期は元気いっぱいパワー全開といった感じです。
壊されたものは数知れずあります。
とにかく何でも噛みたいようで、我が家は家電や床などに被害が出ました。
まず掃除機のヘッドを噛みちぎられ修理不能に。
洗面所の床は少しずつクロスを食いちぎり下の木材が露出。

ドライヤーはコードを食いちぎって使用不能になりました。
これだけ聞くと飼うのをやめようと思ってしまいますよね。
それでも子犬の無邪気な顔を見ているとまぁいっかと思ってしまうのです!

という訳で我が家では固い骨のおやつを与えたり、気を逸らす策を考えました。
意外と効果ありです。
オスとメスはどっちが飼いやすいのか?

ラブラドールはオスとメスでどちらが飼い易いのかというと、メスの方が体重も体格もオスより小さいので飼い易いかもしれません。
しかし力の差は子犬の時期は、オスもメスも一緒です。
瞬発力はオスもメスも強いので、気を抜いているとケガをします。

ご近所のワン友ママは、メスのラブにこかされて膝の半月板を割り、肋骨を折っていました。
もはや散歩は神経すり減らして行きます(笑)
または、避妊や去勢をすると少し大人しくなるので飼いやすくなるかもしれません。
我が家はオスしか飼ったことがないのですが、犬それぞれに性格があって、おとなしい子もいれば、今の子の様に元気漫々で遊び好きの子もいます。

我が家がオスを飼う理由は、お世話はものすごーく大変ですが、ひとえにやる事なす事が面白いからです。
“体験してみたいぞ“と思う方は是非オスをオススメします。

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飼って後悔すると言われるのはなぜ?その理由を正直に話します!

ラブラドールと暮らすのは、確かに大変ですが、後悔をした事はありません。
大型犬を飼っていると話すと、大変ですねとよく言われます。
きっと色々な物を壊すところにあるのかもしれません。

飼い始めた頃は、どうしたものかとスリッパなどに苦味スプレーをかけてみたりしていましたが、うちの子にはあまり効果がありませんでした。
ですので、壊される前に犬用のおやつで長持ちするタイプのものを与えたりして、そちらに気が向く様にしています。
想像を絶する運動量と毎日の散歩が大変だから

ラブラドールの運動量はご存知の方も多いかもしれませんが、かなり多いです。
散歩は朝晩で1時間ほどでドッグランなどに連れて行ってストレス発散させましょう。
我が家は雨が降ったらお散歩は無いと教えているので、あまりグズリはしないのですが、顔をみると絶望的な顔です。
いじいじし出すと、クッションなどを噛んで振り回して破ってしまうので気をつけてください。
朝の散歩は飼い主が起きる1時間以上前から起きてますし、ベッドの端でじーっとこちらを見つめているのはほぼ毎日です。

この眼力と圧力に負けて起きます。夏は4時半から5時半の間には散歩に行きます!
夏場は川やプールに連れて行きます。

ラブラドールは水が好きなのでよく泳ぎますし、暑さや運動不足も解消できて一石二鳥です。
抜け毛の量とよだれが想像以上だから

ここでは“抜け毛“や“よだれ“についてお話ししていきますね。
我が家の必須アイテムはずばりコロコロとタオル!
ラブラドールは短毛ですがダブルコートなので毛量は多い犬種です。
さらに換毛期がある為、その時期には凄まじい量の毛が抜けるのでブラッシングは欠かせません。
なのでコロコロは必須。
撫でるだけで床に毛が落ちるので、掃除機をかけても残る毛はコロコロで片づけます。

年中抜けてるので、ある程度のところまで行くとどーでも良くなります(笑)
神経質になりすぎるとラブラドールは飼えませんよ!
夏はプールや川などに連れて行くので、そこである程度抜け落ちるためとてもありがたいです。
よだれに関しても、小型犬に比べれば量がのは当たり前。
ラブラドール食べる事が大好きなので、食べ物を見ると条件反射でよだれも大量に出ます。
老犬になれば口の筋肉も緩んでくるので、日常のよだれも増える為、タオルやティッシュを常備しておくと便利です。
ただ服によだれや毛が付くのが嫌だとか、車や部屋が汚れるのはちょっと等と思う方は飼うことをオススメしません。
また犬のニオイを気にする方も多いのですが、空気清浄機を置いたり、掃除やわんこのシャンプーをするだけでも軽減されます。
室内にトイレトレーを置くのであれば、こまめに掃除をしてください。

我が家は犬がいるのに臭わないとよく言われます。換気やトイレなどこまめにする事が大事です。
ラブラドールレトリバーの「しつけ」は大変か?私の体験談

ラブラドールはとても賢く従順な犬種です。
ただ力がとても強いので、子犬のうちから散歩などのトレーニングは必ず必要です。
手っ取り早いのは訓練に出すの事ですが、自宅ではどうしても愛犬に甘くなってしまう為、元に戻ってしまう子もいます。
ですので、お家でトレーニングをするなら根気強さが必要!
私は引っ張り癖を直す為に、引っ張り防止ハーネスを使用しています。

完全に引っ張らない事はないのですが、ある程度力は軽減されるので、散歩も楽になりました。
そして飼い主に意識を向けさせる為に、声掛けを行いながら散歩をしています。
なんにせよ辛抱強く教える事が大切です。
元々頭の良い犬種なので続けて教えていれば覚えてくれます。
人間の持久力が試されていると思いましょう!
ラブラドールレトリバーは病気やケガが多い?20年間の体験談

私は、ラブラドールレトリバーと暮らし始めて約20年経ちますが、この20年で先代犬も現在の子も外耳炎にはよくなっています。
- 外耳炎…通院2,000円〜3000円
- 腸捻転…1万円程度(夜間診療)処方箋有り
- 顔ダニ…1週間点滴1万円弱
- 良性腫瘍…手術5万円
垂れ耳なので空気の通りが悪い為なり易いのですが、ひどくなると耳の中が真っ赤に腫れてとても痒そうです。
ただ成犬になるにつれて、体力がついて来ると不思議と治る事もあるので、こまめに耳の中をチェックしてあげるのが良いでしょう。
また、先代犬の黒ラブは、腸捻転になりかけたり顔ダニがついたり、耳の付け根に腫瘍ができたりもしました。
腸捻転はなる前に分かったので、点滴をしてもらって完治。
顔ダニも病院へ点滴に1週間通いました。

腫瘍は良性だったので様子を見ていたのですが、自壊した為切除してもらいました。
現在の子は腸炎になり夜間に病院へ。
この中で1番医療費がかかったのは、腫瘍の切除です。

麻酔と手術費で5万円ほどでした。
夜間診療を受けるとそれだけでも8,000円ほどかかります。

人間と同じで、病院が閉まってから悪くなるんですよねー。レントゲンや点滴など人間と同じぐらいかかりますよ!
人間の様に健康保険もないので、健康診断だけでも10,000円ほどはかかります。
日頃からよくわんことのスキンシップを心がけて、異常があれば早めに病院へ連れて行きましょう。
まとめ

ラブラドールレトリバーを飼うと後悔すると思われがちですが、そんなことはありません。
初めて飼う時の注意点や準備しておくことをお伝えしました。
- ラブラドールを飼う前に知っておくべき3つのこと
- リードや首輪など用品を揃える
- 広めのスペースがいる
- 医療費や食費でまぁまぁお金がかかる
- 大型犬の為の安全な部屋作り→ゲートや滑り止めにジョイントマットの設置は必須
- 初期費用と毎月の費用は?→初期費用:30万〜35万、月:1万円弱
- ラブラドールの知っておくべき性格と特徴→温厚で従順だがかなり活発
- オスとメスでどちらが飼いやすい?→性格•体格共にメス!
- ラブラドールを飼って後悔すると言われるのはなぜ?→破壊王と言われるほど物を壊すから
ラブラドールレトリバーと暮らしてみて、その子の存在感に圧倒されます。
ラブラドールは、人間の言葉もしっかり理解できるので、たくさん話しかけてあげてください。
たっぷりの愛情でたくさん可愛がってあげましょう!