チワワ警察犬「桃ちゃん」の現在は?海外の反応も紹介
皆さんは、警察犬審査会を通過し、嘱託警察犬として活躍していたチワワの「桃ちゃん」をご存じでしょうか。
警察犬といえばシェパードやドーベルマンなどのイメージが強いですよね。
確かにぼくたちチワワじゃなくて、大きなワンちゃんのイメージが強いね。

チワワも警察犬になれるの?という驚きと疑問が生まれた方も少なくないでしょう。
そこで、チワワの桃ちゃんが警察犬になった経緯や桃ちゃんの基本情報、現在の様子などを調べてみました。
また、桃ちゃん以外にもチワワや小型犬の警察犬がいるのか、桃ちゃんに対する海外の反応なども気になりますよね。
この記事では、
- チワワ警察犬「桃ちゃん」の基本情報
- 桃ちゃんが警察犬になった方法は?
- 桃ちゃんの具体的な活躍内容
- 桃ちゃんの現在の年齢は?
- 警察犬になれる基準と必要なこと
- 嘱託警察犬とは?
- 小型犬が警察犬になれるポイント
- 日本にチワワの警察犬は他にもいる?
- 世界の小型犬の警察犬とは?
- 警察犬の寿命や引退時期の目安は?
- チワワ警察犬「桃ちゃん」に対する海外の反応は?
- 桃ちゃんが警察犬として教えてくれたことは?
- これからの小型警察犬の可能性とは?
について、ご紹介します。

早織(チワワ歴26年)
京都で男の子と女の子チワワと暮らしている会社員です。
子供のころから柴犬やチワワたちと暮らすこと通算26年。
どうしてもチワワたちと一緒にいる時間を作りたくて、完全在宅ワークの会社へ転職しました。
また、健康、体重管理のために犬の管理栄養士の認定を取得。
今は日々我が子たちのことを考え、チワワファーストで楽しく過ごしています。
これまでの経験や知識を生かして、様々な体験談をお届けしていきます♪
この記事に書いてあること
チワワ警察犬「桃ちゃん」とは?基本情報と現在の活動は?
チワワ初の警察犬、顔付きがいいな。 pic.twitter.com/tyzZ6T2ATd
— 長 (@chochan888) September 16, 2021
警察犬「桃ちゃん」は、奈良県桜井市在住の松吉慶子さん(会社員・当時31歳)に飼われているロングコートチワワです。
そんな家庭犬の桃ちゃんがどのようにして警察犬になったのか、非常に気になりますよね。
桃ちゃんはどうやって警察犬になったの?

そこで、まずは桃ちゃんが警察犬になった経緯をご紹介しますね。
また、実際に警察犬になってからの桃ちゃんの活躍内容についてもお伝えしましょう。
桃ちゃんはどうやって警察犬になった?

当時7歳の桃ちゃんは、2010年に行われた「奈良県警の嘱託警察犬審査会」で見事合格しました。
実は、桃ちゃんは1歳頃から警察犬になるために警察犬訓練士の訓練を受けていて、訓練開始当初から俊敏な身のこなしで才能の片りんを見せていたそうです。
小さいころから警察犬になるための訓練を受けてたんだね!

審査会では「捜索救助の部」での審査にエントリーしました。
課題は、「遺留品のにおいを頼りに林の中にいる遭難者を5分以内に発見する」というもの。
遭難者(警官)を発見し、吠えて遭難者発見を知らせる任務を果たし、見事合格しました。
元々、ワンちゃんは嗅覚に優れていますが、きちんとした指示に従い、においを辿って「同じにおいを探す」という任務を理解していないとできないことですよね。
おやつだったらすぐにみつけられるよ♪

ちなみに、ドッグスクールを運営している犬の専門家の方も、「お家の中で飼われているチワワが警察犬になるのは驚き!」というコメントがありました。
体も鼻も小さなチワワは、シェパードなどの大型犬に比べてにおいを嗅ぎ分ける能力は劣るといわれています。
そんなチワワがそこまでの訓練をして、能力を発揮できるのは本当にすごいことだそうです。
桃ちゃんの具体的な活躍内容って?

桃ちゃんの主なお仕事は下記の通りです。
- 災害現場などでの捜索救助
- 警察関連の広報イベント参加
例えば、においや足跡を辿って、災害救助の現場などで行方不明者を探し、救助の任務を遂行します。
小型犬であり、約3kgという小さな体を生かし、大きなワンちゃんでは入れない場所での救助活動に向いている小型犬ならではのお仕事ですね。
ぼくたちも狭いところ入れるけど、頑張れば警察犬になれたのかな…。

また、防犯意識向上の啓発や交通安全活動の地域イベントなどにも参加することもあります。
玄関、階段、キッチンなど危険な場所への侵入防止に。
また、お部屋を仕切るパーテーションとしても活躍します。
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警察犬になれる基準とは?チワワも基準をクリアできる?
まず、警察犬は下記2種類に分類されています。
- 直轄警察犬:警察が直接管理・訓練・所有している犬
- 嘱託警察犬:民間で飼育している犬、警察犬訓練士の訓練を受けている
直轄警察犬には犬種指定があり、多くの方がイメージしているシェパードやドーベルマンなどの大型犬です。
一方で嘱託警察犬は、犬種指定はなく、桃ちゃんのような小型犬でも警察犬になれる可能性があります。
どんなワンちゃんでも嘱託警察犬になれる可能性があるんだね!

では、実際に警察犬になるための基準が気になりますよね。
チワワの桃ちゃんが警察犬になれたということは、その基準をクリアできたということ。
ここでは、どんな基準があるのか、警察犬になるために必要なことについてまとめました。
そもそも警察犬になるには何が必要?
直轄警察犬も嘱託警察犬も、警察犬としての訓練を受ける必要があります。
主な訓練内容は下記の通りです。
| 訓練名 | 訓練内容 |
|---|---|
| 服従訓練 | 人間との主従関係を築く:「待て」「伏せ」などの基本的指示や警察犬として必要な指示に従うワードも必須 障害物飛越、脚側行進など |
| 捜査活動に特化した訓練 | 足跡追及訓練 臭気選別訓練 |
| 犯人への警戒・襲撃訓練 | 警戒訓練(防衛訓練) |
基本的な服従訓練はもちろんのこと、警察犬としての捜索能力を高める訓練、犯人と接触する可能性がある場合の防衛訓練があります。
訓練…厳しそうだね…。

そして、訓練以外では、下記のような条件が必要です。
- 血統書を保有している
- 生後10ヵ月以上であること
- 指定犬種であること(直轄警察犬の場合のみ)
特に直轄警察犬の場合は犬種指定があるため、その犬種が正当血統であることが必須。
そのため、血統書は警察犬になる犬が純血統であることを確認するために必要です。
幼いワンちゃんでは体力的・精神的な成長が未熟で、厳しい訓練に耐えられないため、生後10ヵ月以上と定められています。
次に、直轄警察犬の指定犬種をみていきましょう。
- ジャーマン・シェパード・ドッグ
- ドーベルマン
- コリー
- エアデール・テリア
- ゴールデン・レトリバー
- ラブラドール・レトリバー
- ボクサー
嘱託警察犬の場合は、犬種指定がなく桃ちゃんのようなチワワをはじめ、小型犬も中型犬も警察犬になれる素質・チャンスが十分にありますね。
小型犬が警察犬になるポイントは?
小型犬が警察犬になるポイントはこちらの3つ。
- 服従心
- 優れた嗅覚
- 体力・忍耐力
任務を遂行する際、同行する委託訓練士の指示に従うことが必須です。
日常的な「お手」や「おすわり」はもちろんのこと、呼び戻す際の「こい」や口に加えたものを離させる「はなせ」など、しっかりと指示に従わせることが重要。
そして、捜索や追跡において優れた嗅覚が求められます。
捜索や追跡には時間がかかることが多く、途中で飽きてしまうようなことはNG!
すぐ飽きちゃう私には無理だな…。

集中力と忍耐強さで捜索するためには体力も必要となってきます。
小型犬は体も小さく、大きなワンちゃんに比べて体力面で劣るため、十分な運動量の向上と、健康管理が重要ポイントですね。

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チワワの警察犬は他にもいる?日本と海外の事例を紹介!
桃ちゃんと同じチワワ警察犬がいたのか調べましたが、具体的な情報はみつかりませんでした。
そこで、他の犬種の小型犬が警察犬になった事例がないか調べてみたので、ご紹介しますね。
他にはどんな犬種がいるのかな♪

また、海外でも小型犬の警察犬がいないか調査しました。
日本と海外、それぞれの事例をみていきましょう。
日本のチワワ警察犬の実態!
桃ちゃんは、「チワワが警察犬になるのは稀」という報道で有名になりましたが、それ以外でも情報が出ていないだけで、チワワ警察犬がいる可能性はあります。
チワワ警察犬の情報はみつかりませんでしたが、様々な犬種の小型警察犬の情報がみつかりました。
その一例がこちら!
| 犬種 | 所属 | 参考事項 |
|---|---|---|
| トイプードル | 茨城県警 沖縄県警 京都府警 | 【茨城県警】トイプードルとして初採用、親子で活躍 【沖縄県警】バスケットボール男子ワールドカップの警戒活動などに参加 【京都府警】行方不明者の捜索や犯罪捜査などで活躍 |
| ミニチュアピンシャー | 和歌山県警 | 嘱託警察犬として5年間活動 |
| ミニチュアシュナウザー | 岐阜県警 | 行方不明者の捜索や犯罪捜査などで活躍 |
調べていくとトイプードルが多い印象です。
たくさんのトイプードルが活躍しているんだね!

茨城県警のトイプードルは、行方不明者の発見に何度も貢献したことから感謝状を授与され、その子の娘も警察犬になり、親子で実績をあげたことが取り上げられています。
嘱託警察犬は通常1年(管轄により異なる)の任期なのですが、和歌山県警で活躍していたミニチュアピンシャーは5年間も活躍したようです。
こちら以外にも、ミニチュアダックスフンド、パピヨンなどが活躍しています。
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世界にはこんな小型警察犬もいる!
世界でも様々な小型犬が警察犬として活躍しています。
こちらが一例です。
| 国 | 犬種 | 仕事内容 |
|---|---|---|
| アメリカ | ビーグル | 麻薬検知犬や行方不明者の捜 索 空港でビーグル・ブリケードとして活躍 |
| 中国 | コーギー | 爆発物探知やイベント警備などで活躍 |
アメリカでは、麻薬検知犬や行方不明者の捜索などで、ビーグルの警察犬が広く採用されています。
また、警察犬としての所属ではないのですが、優れた嗅覚を生かし、空港での農産物や肉製品などの違法な持ち込みを防ぐため「ビーグル・ブリケード」が空港で待機。
「ビーグル・ブリケード」はその名の通り、ビーグルだけで編成されているチームであることから、アメリカではビーグルの活躍が目立ちますね。
空港とかいろいろなところで活躍してるんだね。

中国では爆発物探知・イベント警備などでコーギーが候補犬として紹介されたこともあります。
なんと、ハンドラー(犬の訓練士)に背負われてパトロールするコーギーの姿がSNSで注目を集めました。
ヨーロッパ圏では小型犬の警察犬はあまり採用されていないようです。
海外の警察犬も情報が出ていないだけで、もっとたくさんの小型警察犬が活躍している可能性があります。
警察犬は何歳まで働ける?桃ちゃんの現在の年齢は?
警察犬は8歳~10歳を引退時期の目安としています。
もちろん、あくまで目安なので、見出し下のinstagramのように12歳まで、しかも10年間現役で活躍した子もいました。
10年間も警察犬で活躍するなんてかっこいいね!!

では、引退が8歳~10歳ごろといわれているのはなぜなのでしょうか?
引退時期の目安や警察犬の寿命について調べてみました。
そして、チワワ警察犬の桃ちゃんの現在の年齢や引退時期についてもみていきましょう。
警察犬の寿命や引退時期の目安は?
警察犬には定年はなく、一般的には8歳~10歳を引退の目安としていますが、健康状態や運動能力、業務内容により異なります。
小・中型犬と大型犬では多少異なりますが、一般的に犬は7歳ごろからシニア期に突入。
人間同様に歳を重ね、運動能力の低下や健康状態に変化があることが想定できますよね。

体力・嗅覚・聴力・視力低下も否めませんよね。
運動量も多く、集中力・忍耐力が必要な警察犬として活躍できるのは成犬期~初期シニアと考え、8歳~10歳を目安としています。
寿命についても犬種や健康状態によりますが、警察犬はストレスが多いといわれることもあり、家庭犬に比べて寿命が短いという説もあるようです。
しかし、引退後は家庭犬に戻ったり、里親のところで暮らしたり、直轄警察犬の場合は環境の整った施設で暮らし、その環境によっても寿命は左右されることもあるでしょう。
桃ちゃんは今、どんな姿?

2010年に嘱託警察犬になった時点で7歳だった桃ちゃん。
そこからの年齢換算では22歳前後になりますが、現在の情報は公表されていません。
実は、桃ちゃんの警察犬引退時期も不明。
桃ちゃん情報が意外と少なかったんだよね…。

現在の桃ちゃんの情報や画像はみつからず、どのように暮らしているのかはわかりませんでした。
引退後の桃ちゃんの様子もわからないのですが、飼い主さんの元でのんびり暮らしているといいなと思います。
嘱託警察犬って何?桃ちゃんも嘱託で活躍している?
桃ちゃんは、奈良県警の嘱託警察犬として採用され活躍していました。
この記事の前半でも少し触れていますが、嘱託警察犬と直轄警察犬の違いや任務などについてご紹介しますね。
まず、直轄警察犬と嘱託警察犬の根本的な違いを一覧にしました。
| 直轄警察犬 | 嘱託警察犬 | |
|---|---|---|
| 管理・飼育・訓練 | 警察が直接飼育・訓練 | 一般家庭で管理・飼育されている犬 委託警察犬訓練士が飼育 |
| 活動形態 | 警察官と活動 | 警察が委託している訓練士と活動 |
| 任務内容 | 足跡追及・臭気選別・捜索活動:犯人や行方不明者の足跡、災害現場での捜索活動 警戒活動:パトロールや監視、護送など テロ対策(一部の警察犬):テロ対策として要人の警護や重要施設の警備、爆発物の捜索 麻薬探知(一部の警察犬):麻薬探知任務 | 足跡追及・臭気選別・捜索活動:犯人や行方不明者の足跡、災害現場での捜索活動 警戒活動 :地域のパトロールやイベント警戒活動など |
| 採用方法 | 警察が直接選定 | 嘱託警察犬審査会 |
| 契約期間 | 任期の設定なし | 通常1年(管轄により異なる) |
| 犬種 | 指定された7犬種 | 犬種の制限なし |
嘱託警察犬は民間で飼われているワンちゃんであり、犬種に定めはありません。
警察犬になるための訓練を重ね、各都道府県で年に1度(管轄警察により異なる)行われる「嘱託警察犬審査会」で合格する必要があります。
任期は1年で、連続して嘱託警察犬になるためにはその都度、審査会に挑み合格しなくてはなりません。
何期にもわたって嘱託警察犬になっている子は、その都度合格しているんだね。

嘱託警察犬になった後は、普段は飼い主と一緒に家庭犬として生活し、管轄警察からの要請があった場合に、委託訓練士と一緒に出動!
委託訓練士とは、直轄警察犬訓練士である警察官とは異なり、民間から採用された訓練士のことをいいます。
任務内容は、やはり捜索活動がメインですね。
地域によってはパトロールを行ったり、大きな地域イベントでの警戒活動にも出動要請がある場合があります。
出動要請がないときには、日々任務に備え服従訓練や臭気訓練などに取り組んでいるようです。
海外の反応は?チワワ警察犬「桃ちゃん」に寄せられた評判!

実は、チワワ警察犬「桃ちゃん」の話題はイギリスやアメリカをはじめ、海外でも報道されました。
ここでは、どのようにメディアに取り上げられたのか、海外の方々の反応についてご紹介しますね。

確かにチワワ界隈でもビッグニュースですもんね!
そして、チワワの「桃ちゃん」が警察犬として教えてくれたこともあるんです。
桃ちゃんが教えてくれたこと、さらに今後の小型警察犬の可能性についてもまとめていきましょう。
海外メディアは桃ちゃんをどう見ている?

海外メディアでも「チワワが警察犬になった!?」と驚きの報道がありました。
そのメディアに対しての、一般の方々の反応はこちら!
- こんな小さなチワワが犯人を取り抑えられるの?
- チワワも警察犬として活躍する場があるんだね!
- なんて小さな可愛いチワワの女の子!あなたなら任務を全うできるよ!
- 試験合格おめでとう!小さなチワワだから狭いところとか入って捜索できるのね
- チワワは嗅覚が優れていてお利口だから、警察犬として活躍するのも不思議じゃない
- 我が家のチワワも桃ちゃんみたいにお利口だといいのに
- こんな警察犬、私の国じゃ絶対に受け入れられない。日本の警察ってのは本当にお笑いだな
やっぱり警察犬は、大型犬が犯人を追跡するイメージが強いようで、「チワワが犯人を取り押さえられるの?」という疑問は少なくないようです。
世界的に見ても、警察犬といえば大型犬のイメージが強いもんね。

しかし、驚きの声と共に、桃ちゃんを応援する声も多く見受けられました。
実際にチワワを飼っている人からすると、チワワの賢さを十分把握していることから「チワワが警察犬になるのは不思議ではない」という声もありますね。

我が家のチワワたちも一生懸命話を聞こうとするし、理解できる言葉も多く賢いな~と思います(親バカ)。
桃ちゃんに対する海外の方のコメントがたくさんありましたが、批判的なものはほとんどなく、好感触といったイメージです。
アメリカや中国でも小型犬が活躍していることから、チワワの警察犬はすんなり受け入れられている印象でした。
桃ちゃんが警察犬として教えてくれたこと!

桃ちゃんが警察犬として教えてくれたことは、「小型犬が警察犬として活躍できる可能性がある」ということ。
やはり指定されている大型犬のイメージが強い警察犬ですが、チワワをはじめ小さな小型犬でも、警察犬として活躍できる可能性が十分にあります。
小型犬たちにも大きなチャンスがあることがよくわかった!

体の大きさだけが重要なのではなく、優れた能力さえあればどんな犬種のワンちゃんにも、小さなころからの訓練や、元々持っている素質で可能性が広がりますよね。
この記事の序盤で専門家の方も驚いていたとお伝えしましたが、訓練次第ではチワワも警察犬になれる!
それを桃ちゃんが証明してくれたのではないでしょうか。
現状、チワワの警察犬の情報は確認できませんが、今後またチワワが警察犬になったというニュースが流れることも期待できますね。
これからの小型警察犬の可能性とは?
年々増加している小型犬の警察犬は、今後もさらに増える可能性を秘めています。
全国的に見た小型警察犬の頭数は発表されていませんが、例えば茨城県警では2025年に嘱託警察犬としてトイプードルが4頭活躍中!
災害も増えている中、狭いところでの捜索活動に向いている小型犬は、今後さらなる活躍が期待できるといえるでしょう。
たくさんの小型犬たちの活躍が楽しみだね♪

ちなみに、小型犬を採用する利点はこちら。
- 狭い場所、倒壊家屋での捜索に最適
- 警察犬として威圧感が少なく、周囲に警察犬・捜索中などが気づかれにくい
- 高層階などでの活動の際、大型犬と違い抱えて移動できる
- 可愛い小型犬は、広報活動でも親しみやすく一般市民の方々とのコミュニケーションがとりやすい
近年、認知症などでの行方不明者も増えていることから、地域によっては小型犬での捜索活動が行われることがあります。
小型犬は大型犬と比べ威圧感が少なく、行方不明者の警戒心が和らぐ可能性があることから、小型犬に要請があるようです。
そんな小さくて可愛い小型犬は、地域イベントなどでの広報活動にも向いています。
小型犬ならではの特徴を生かし、多くの小型警察犬の活躍が楽しみですね。

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まとめ
今回は、チワワ警察犬「桃ちゃん」についてご紹介しました。
桃ちゃんが任命された嘱託警察犬の詳細や、今後の小型警察犬の活躍が楽しみになった方も多いのではないでしょうか。
この記事のまとめはこちら。
- チワワ警察犬「桃ちゃん」の基本情報
→奈良県桜井市在住の松吉慶子さん(当時:会社員・31歳)に飼われている家庭犬
→体重約3kg、7歳(2010年時点)の女の子 - 桃ちゃんが警察犬になった方法は?
→奈良県警の嘱託警察犬審査会「捜索救助の部」に合格し嘱託警察犬になった - 桃ちゃんの具体的な活躍内容
→災害現場などでの捜索救助
→警察関連の広報イベント参加 - 桃ちゃんの現在の年齢は?
→2010年で7歳だったことから、2025年現在22歳と推定 - 警察犬になれる基準と必要なこと
→警察犬としての訓練を受けている(服従訓練・臭気選別訓練・足跡追及訓練・警戒訓練)
→血統書を保有している
→生後10ヵ月以上であること
→指定犬種であること(直轄警察犬の場合のみ) - 嘱託警察犬とは?
→一般家庭で管理・飼育されている犬、委託警察犬訓練士が訓練する
→任務の際は警察が委託している訓練士と活動
→各管轄の警察が開催する嘱託警察犬審査会に合格する必要がある
→任期は通常1年(管轄により異なる)
→犬種指定なし - 小型犬が警察犬になれるポイント
→服従心
→優れた嗅覚
→体力・忍耐力がある - 日本にチワワの警察犬は他にもいる?
→チワワの警察犬の情報は確認できなかった
→チワワ以外でトイプードルやミニチュアピンシャー、ミニチュアシュナウザーなどが活躍している
→日本では特にトイプードルが多い印象 - 世界の小型犬の警察犬とは?
→アメリカ:ビーグルが活躍している
→中国:ハンドラー(犬の訓練士)に背負われてパトロールするコーギーの姿がSNSで話題になった - 警察犬の寿命や引退時期の目安は?
→引退時期は8歳~10歳が目安
→定年はないので、健康状態や運動能力、業務内容により引退時期は異なる
→12歳まで活躍していた警察犬もいる
→寿命も健康状態や住環境などによって異なる - チワワ警察犬「桃ちゃん」に対する海外の反応
→世界初のチワワ警察犬として話題に
→驚きの声と共に桃ちゃんを応援する声が多い
→チワワは賢いので、警察犬になっても不思議ではない - 桃ちゃんが警察犬として教えてくれたことは?
→小型犬ならではの特徴を生かし、警察犬として活躍できること
→小型警察犬の可能性を広く世の中に示してくれた
→どんなワンちゃんでも訓練次第で警察犬になれる可能性を秘めている - これからの小型犬の警察犬の可能性とは?
→今後も小型犬の警察犬が増える可能性が高い

たくさんの小型犬が嘱託警察犬として活躍していることに驚きました。
一方でチワワの桃ちゃんが警察犬だったことを知り、親近感も沸き、今後の小型警察犬の活躍にさらに興味津々です!
チワワの桃ちゃんが警察犬になったというニュースは、当時様々なメディアで取り上げられていました。
桃ちゃんに対する海外の反応も応援などのコメントが多く嬉しい限り!
トイプードルやミニチュアピンシャーなどの小型警察犬の話題が続々と発表され、SNSでも嘱託警察犬審査会合格や、審査会に挑戦するという投稿も増えています。
愛らしい姿の一方で凛々しく捜索する姿が、今後も期待できそうですね。
今後の小型犬の活躍が楽しみなので、情報をチェックしていきたいと思います!

