チワワは首輪とハーネスどっちがおすすめ?実際の経験談と感想をレビューします

我が家のチワワたちはハーネスを使っていますが、チワワにとって首輪とハーネスどっちがおすすめなのか悩まれていませんか?
実は、先代チワワのときは首輪という選択肢以外は考えてなかったんですよね。
今のチワワたちが小さなころ、首輪とハーネスのどっちがいいのか調べたり、実際に首輪も付けてみたりもしました。

男の子チワワがきたときは、先代同様に首輪を使おうと思ってたんですよね。
そこで、この記事では、
- チワワは首輪とハーネスどっちがおすすめ?
- 首輪やハーネスのメリット・デメリット
- 実際に首輪とハーネスを使ってみた経験談と感想
- 我が家のチワワたちが使っているハーネスをご紹介
- 首輪とハーネスの選び方ポイント
について、ご紹介します。
なぜ我が家のチワワたちがハーネスを付けることになったのか、経験談や感想も踏まえながら、首輪とハーネスについてお話していきますね。

早織(チワワ歴26年)
京都で男の子と女の子チワワと暮らしている会社員です。
子供のころから柴犬やチワワたちと暮らすこと通算26年。
どうしてもチワワたちと一緒にいる時間を作りたくて、完全在宅ワークの会社へ転職しました。
また、健康、体重管理のために犬の管理栄養士の認定を取得。
今は日々我が子たちのことを考え、チワワファーストで楽しく過ごしています。
これまでの経験や知識を生かして、様々な体験談をお届けしていきます♪
この記事に書いてあること
チワワは首輪とハーネスどっちがおすすめ?

結論からいうと、チワワには首輪とハーネスの使い分けがおすすめです。
まずは、首輪とハーネスのメリット・デメリットからご説明しますね。
どんなメリット・デメリットがあるのかな~?

その上で、どのように使い分けると良いのか、ご紹介しましょう。
そして、我が家のチワワたちがハーネスを付けている理由と、反省点もお伝えしたいと思います。
首輪とハーネスのメリット・デメリットを比較してみよう!

首輪とハーネスのメリット・デメリットをまとめたものがこちら。
首輪/ハーネス | メリット | デメリット |
---|---|---|
首輪 | 散歩中のしつけに向いている 首輪を付けっぱなしにできる | 首や気管・喉に負担がかかる 首輪が抜ける可能性がある |
ハーネス | 首や気管・喉への負担が少ない 解除やサポートがしやすい | 散歩中のしつけに向いていない 着脱に時間がかかる 長時間の装着に適していない 体がすっぽり抜けてしまう可能性がある |
首輪の最大のメリットは、散歩中のしつけに向いているという点ですね。
首に刺激を与えることで飼い主さんとの主従関係を築き、ワンちゃんをコントロールしやすく、散歩中のしつけに向いています。
散歩はワンちゃんにとって、危険なこともたくさんありますよね。
基本的には飼い主さんの横を歩き、飛び出したり走り出したりしないようにしつけることで、愛犬を危険から守り、安全に散歩しなくてはなりません。
車がたくさん通る道も多いし危険がいっぱいだよね。

このように、しつけの観点からいうと首輪がおすすめです。
一方、ハーネスの最大のメリットは、首や体に優しく刺激が少ないところ。

刺激が少ないためしつけには向いていませんが、首や気管、心臓に病気を抱えているチワワにはおすすです。
また、ハーネスはなるべく体に刺激を与えたくないシニア犬や、老犬にも向いているといえるでしょう。
年齢や体の状況に応じて使い分けがおすすめ!

首輪、ハーネスのいずれもメリット・デメリットがありますが、両方を上手く使い分けることがおすすめです。
しつけが必要な時期や健康な成犬には首輪、疾患がある子やシニア犬にはハーネスにする、という感じですね。
しかし、体の調子が悪くなってきたり、年老いてきてから急にハーネスに変えると、ワンちゃんにとってストレスになる可能性もあります。
そこで、普段から状況に応じて首輪とハーネスに慣れさせるのも一つの手ですね。
確かに!急にハーネスに変わったりするとビックリするかも…。

例えば、普通に散歩に行くときは首輪、病院などへ行くときやカートに乗せるときはハーネスなど。
どちらにも慣れさせておけば、ワンちゃんにストレスなく使い分けることができるでしょう。
我が家のチワワたちがハーネスを付けている理由と反省点!

冒頭でもお伝えしましたが、我が家は先代チワワが首輪、現在のチワワたちはハーネスを使用しています。
先代チワワのをお迎えした頃はまだハーネスの種類も少なく、その前に飼っていた柴犬が首輪だったこともあり、ハーネスという選択肢を持っていませんでした。
そして、今いる男の子チワワをお迎えしたころ、しつけに向いているということで最初は首輪を付けようとしたのですが…。
首輪に慣れさせようと数日付けていたのですが、なんと朝起きたらタスキ掛けになっていたんです(汗)
あの時はビックリしたよね!自分では取れないから困っちゃった…。

右前足が首輪の上に入ってしまったようで、窮屈そうにしていました。

何事もなかったので良かったのですが、危険なこともあるかもしれないと反省。
サイズが少々大きいかな?とは思っていたのですが、まさかそんなことになるとは思いませんでした。
いったん首輪を外して再度首輪を付けようとしても、男の子チワワ自身が首輪を嫌がるようになり、首輪を断念。
そんな経緯からハーネスを付けることになり、その流れで後からお迎えした女の子チワワもハーネスを付けることにしました。

しかし、やはり散歩中のしつけがきちんとできていないと、日々実感しています。
2匹とも、基本的には私の横をちゃんと歩いていますが、自分が行きたい方向へ行けないときに足を踏ん張ったり、抱っこしほしくて立ち止まることも多いんですよね。

お散歩大好きな男の子チワワは、お家が近づくと反対方向に行きたがります…しかもほぼ毎日…。
女の子チワワは、抱っこを要求しない日ははほぼなくて、うるうるの目でじっと見てくるのでうっかり抱っこしちゃいます(笑)
前方からワンちゃんがくると、向かっていこうとしたりと…。
根気強く首輪チャレンジをしたり、2匹目をお迎えしたときに首輪を付けてみたりするべきだったと反省しています。
チワワに首輪とハーネスを使った経験談と感想をご紹介!

次に、先代チワワが首輪を付けていたことで起きた奇跡をご紹介!
今思い出しても、首輪が重要アイテムの一つだったと思います。
どんな奇跡が起きたのかな~。

そして、ハーネスを付けていてドキッとした経験談もお伝えしますね。
こちらは、あるあるですが、「うちもそういう経験あるな~」なんて思いながら読んでいただけたら嬉しいです。
首輪が決め手の一つとなり帰ってきた先代チワワ!

今から10年ほど前の出来事。
先代チワワがある理由から真夜中に家を飛び出してしまいました。
先代チワワをお迎えしたころは、まだマイクロチップ装着が義務付けされるずっと前で、家出をしてしまった当時もマイクロチップは装着していない状態です。
年齢的にも11歳とシニア犬な上に軽度の不整脈も持っていたので、かなり心配してはいつつも、探してあげられない状況で3日経ちました。

実は家出をしてしまったとき私は少し遠いところに住んでいて、翌日帰省したときにいなくなったことを聞かされました。
びっくりしたのと探せない状況にモヤモヤ、イライラしながら過ごす日々でしたね。
私たちにできることといえば、Facebookに迷子の投稿をし、周りの方々にもシェアをお願いしたり、電話で「見かけたら連絡してください」とお願いすることぐらい。
すると、Facebookを見た見ず知らずの方から、「迷子センターのホームページに該当かと思われるチワワの情報がありますよ」とメッセージが届いたのです。
見ず知らずの人からの情報ってすごいね!


すぐに確認すると、「チワワ・オス・10歳以上」という情報と共に、黄色の首輪、首輪についていたキーホルダー、そしてミッキーマウスのお洋服という情報が書いてありました。
家族と情報を確認し「うちの子でしょ!」ということで、すぐに迷子センターへ電話し、家出から5日後に無事に帰ってきたのです。

私と兄、姉の3人で迷子センターまでお迎えに行ったのですが、何も食べていなかったらしく…すごく小さくなっていました。
でも、見つかったことがとっても嬉しく、思わず泣いてしまったことを覚えています。
すぐにお風呂に入れて体をきれいにし病院へ。
ストレスでお腹を壊していましたが不整脈の悪化もなく、「すぐに元気になりますよ」とのことで、帰宅後は先代チワワも安心したのかぐっすり寝ていました。

首輪だけが決め手だったとはいえませんが、首輪を付けていたことで飼い犬であると認識され、迷子センターへ連絡してくださった方がいたことは確かです。
そのころはチワワなどのワンちゃんも、首輪の有無で飼い犬か野良犬かの判断をしていました。
もし首輪を付けていなければ、保護もされていなかったかもしれません。
散歩中にハーネスがすっぽり抜けてしまった!

見出しの通り、お散歩中にハーネスがすっぽり抜けてしまったという経験です。
このような経験をされている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
まだ男の子チワワが生後8ヵ月ごろのこと、お散歩していると急にリードが軽くなりました。
ふと見ると、ハーネスを残して…うちの子がいない!?

この時はちょうどお散歩に慣れてきたころだったので、万が一いなくなったら…とかなり焦りました(汗)
周りを探すと少し前方にいて、こちらが声をかけようとした途端、猛スピードで駆け寄ってきました。
私が「いない!」と思ったと同時に、「あれ!ママ来てない!」と思ったのでしょうか。
気づいたらママが遠くにいたからビックリしたよ!

ハーネスのサイズが合っていなかったのかと思い確認したら、抜けるほど大きくはないようでした。
家族に「抜けたことない?」と聞いても、ないとのこと。
どうなって抜けたかは不明ですが、うまい具合に前足が通ってしまったのだと思います。
車の通りも少なく、時間帯によっては小学生がたくさん通る道でしたが、子供たちもいなかったのが幸いでした。
我が家のチワワたちが使っているハーネスをご紹介!

我が家のチワワたちが使っているハーネスは、上の画像のものです。
約5年前に購入したもので、商品名は不明、価格はおそらく1点1,500円ほどだったと思います。
たくさん商品が並んでいる中で、柔らかそうな素材で、サイズが合うものを探しました。

そして、男の子チワワにはイエローやグリーン系、女の子チワワにはピンクかレッド系がほしいなと思っていたので、こちらのハーネスとリードをセットで購入。
布製のハーネスで非常に丈夫なので、長年使っていてもヨレやほつれなどは全くありません。
サイズ調整もできるので、お洋服を着ているときと着ていないとき、またお洋服の厚みによって調整しています。
そして、お洋服にリードが付けられタイプも便利ですよ。


お洋服タイプはカートでお出かけのときによく使ってるんだよ。

我が家で使っているのは、レインコート・防寒具で冬用なので、主に雨の日の散歩や寒い日のお出かけ時に活躍しています。
少々着せるのに時間はかかりますが、体を包み込むタイプなので、体がすっぽり抜ける心配もなく、お洋服タイプもおすすめですね。
ちなみに、新しいハーネスを購入しようと検討していて、早朝や夕方以降などの暗い時間帯での散歩のために、光るハーネスも検討中です。
現在は光るアイテムを使っていて、こちらもしっかり光って便利ですよ。


100均で買えるため、光らなくなってもすぐに安く入手できるので重宝しています。
首輪とハーネスの選び方ポイントはサイズ選びが重要!

首輪とハーネスの選び方ポイントはこちら!
- 適切なサイズを選ぶ
- 軽量のものがおすすめ
- 首輪の幅は細すぎないこと
首輪とハーネス共通のポイントは2つ、首輪の場合は幅もポイントの一つです。
まず、首輪やハーネスがすっぽり抜けてしまわないように、サイズ選びはかなり重要!
購入前には必ず、首回りや胴回りのサイズを測っておきましょう。

大きすぎても、小さすぎてもダメですよね。
サイズ調整しやすいものがおすすめですよ。
サイスの目安は、装着したときに首輪は指2本、ハーネスは指1本分の余裕があるものがベストです。


首輪の場合はきつく締めてしまうと苦しくなって、呼吸器や首に負担がかかります。
ハーネスの場合も胸を締め付けることになり、心臓付近にハーネが当たるので、心臓にも負担がかかってしまいますね。
そして、超小型犬であるチワワには、重い首輪やハーネスは首や体に負担がかかります。
軽量のものを選びましょう。
今使ってるハーネスはとっても軽いんだよね。

また、首輪の幅が細すぎると引っ張ったときに首が締まってしまい、しつけどころかチワワにとって負担でしかありません。
一般的に販売されている首輪はおよそ1.5cmのものが多く、チワワには適した幅といわれています。
安全・安心して散歩ができるように、ポイントを押さえて購入しましょう。
名前入れのハーネスや首輪は迷子札の役割がある!
名前入れができるハーネスについては、光るハーネスと共に検討中のアイテムです。
もちろん迷子札は付けるのが望ましいですが、ハーネスや首輪に名前が入っていることで迷子札の役割があります。
今ではマイクロチップが入っている子がほとんどですよね。
しかし、例えば個人の方が保護してくださった場合、SNSなどで「預かっている」という投稿をした際に、ワンちゃんの特徴に加え名前も書き込めるので見つかりやすくなります。
万が一、迷子になったときに大活躍しそうだね!

また、散歩中に散歩仲間の方やワンちゃん好きの方からお名前で呼んでもらえたりするのも嬉しいですね。
そして、名前を入れることで、愛犬チワワのオリジナルハーネスや首輪になるのでオシャレ!
個人的には、光る名前入りのハーネスもいいなと思っています。
まとめ

今回は、チワワにとって首輪とハーネスのどっちがおすすめなのか?
そして、我が家のチワワたちの首輪やハーネスを使用したときの経験談や感想も、懐かしい気持ちになりながらお届けしました。
今回の記事をまとめると…。
- チワワは首輪とハーネスどっちがおすすめ?
→年齢や体の状況に応じて両方を使い分けるのがおすすめ - 首輪のメリット・デメリット
→首輪の最大のメリットは散歩中のしつけに向いていること
→首輪のデメリットは首や気管に負担がかかること - ハーネスのメリット・デメリット
→ハーネスの最大のメリットは首や気管への負担が少ないこと
→ハーネスのデメリットはしつけに向いていないこと - チワワに首輪とハーネスを使った経験談と感想
→首輪を付けていたことで迷子になった先代チワワが無事に帰ってきた
→ハーネスがすっぽり抜けてしまい非常に焦った
→最初に首輪を付けるときの知識不足を実感した
→首輪とハーネス両方使えるようにすべきだと思った - 我が家のチワワたちが使っているハーネスをご紹介
→布製の柔らかい素材のハーネスを使用している
→防寒具である洋服にリードが直接付けられるタイプが便利 - 首輪とハーネスの選び方ポイント
→適切なサイズ選びが重要
→付けたときに首輪は指2本、ハーネスは指1本分入るサイズがおすすめ
→首輪もハーネスも体の負担にならないように軽量のものを選ぶ
→首輪は細すぎないものを選ぶ
→購入前には首回りと胴回りのサイズを測っておこう
→名前入れができるタイプは迷子札の役割があるのでおすすめ

小さいころから首輪にもハーネスにも慣れさせておくべきだったと反省。
次にお迎えする子のためにも、もっと知識を頭に入れ両方使えるようにしたいと思っています。
我が家では、今のチワワたちはハーネスしか使っていませんが、しつけ時には首輪を使いたかったなと思います。
しつけには首輪が良いというのも納得だし、しつけができればハーネスに切り替えるのもいいですね。
小さな頃から両方慣れさせておけるとよりベスト!
愛犬チワワには首輪とハーネスのどっちがいいのか、選び方で悩まれている飼い主さんは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。