チワワの多頭飼いは失敗する?仲良くさせる方法をブログで紹介
チワワが大好きなみなさん、多頭飼いを検討されている方も多いのではないでしょうか?
私も先代チワワの時は1頭飼いでしたが、多頭飼いに憧れていました。
現在は、2匹のチワワと暮らしています。
毎日ワイワイ楽しいね♪
そこで、この記事では、
- 多頭飼いは失敗する?
- 多頭飼いのメリット
- 多頭買いのデメリット
- 仲良くさせる方法とは?
- 多頭飼いの体験談と感想
について、まとめました。
26年チワワと一緒に暮らしたベテランの本音と体験談を忖度なしにご紹介します。
早織(チワワ歴26年)
京都で男の子と女の子チワワと暮らしている会社員です。
子供のころから柴犬やチワワたちと暮らすこと通算26年。
どうしてもチワワたちと一緒にいる時間を作りたくて、完全在宅ワークの会社へ転職しました。
また、健康、体重管理のために犬の管理栄養士の認定を取得。
今は日々我が子たちのことを考え、チワワファーストで楽しく過ごしています。
これまでの経験や知識を生かして、様々な体験談をお届けしていきます♪
Contents
【チワワ】多頭飼いは失敗する?
我が家の場合、チワワの多頭飼いは失敗ではないと断言できます。
失敗ではなかった理由は、なんといっても1匹目と2匹目の相性が良かったことです。
2匹目をお迎えしたのが、1匹目をお迎えしてから約8ヵ月後のこと。
お迎えする3ヵ月ほど前から、家族と「女の子もほしいね」と相談していました。
そのころには、もうペットショップにいたような…。
その間、チワワブリーダーさんや、近所のペットショップのホームページなどを頻繁にチェックする日々。
当時は、特にカラーのこだわりもなく、ピンときた子を検討しようという感じでした。
ある日、家族から「ペットショップにかわいい女の子がいる!」という話があり、さっそくホームページでチェックしたり、問い合わせ開始。
そして、ペットショップに行き直接会うと、とーーっても可愛い女の子チワワで、すぐにお迎えを決めました。
急に知らないお家に…!?
しかし、やっぱり先住犬との相性が気になりますよね。
ちょっとドキドキしながら連れて帰ると、先住犬の方は興味津々♪
他のワンちゃんとの触れ合いは、お散歩のときぐらいで、一緒に遊んだことがなかったこともあったからでしょう。
仲良くなれると思ったんだよね♪
2匹目の子は、最初は「う~」とうなっていましたが、30分もすると、部屋の中を一緒に走ったり、じゃれあったりしていて、とってもホッとしたことを今でも覚えています。
我が家の子たちは、とっても相性が良く、夢の多頭飼いが平和にスタートしました。
チワワ多頭飼いのメリットは5つ!
私が思う多頭飼いの主なメリットはこちら。
- 寂しさを和らげる可能性がある
- 犬同士の絆が深まる
- コミュニケーション能力の向上
- 犬社会のルールを学んでくれる
- 2匹目以降のしつけが楽
それぞれの項目について、ご紹介しますね。
寂しさを和らげる可能性がある!
我が家の子たちは、3ヵ月違いの月齢で、1匹目が1歳、2匹目が生後9ヵ月から多頭飼いがスタートしました。
そのころ、私は就職活動中でお家にいる時間が多く、長い時間しつけや遊び、お昼寝など、一緒に過ごせる時間がたっぷり♪
たくさんママと一緒だったよね♪
しかし、やはり長時間お留守番するときもあります。
一人が慣れてしまえば、それでいいのかもしれませんが、寂しいという子もいますよね。
実は、ワンちゃんを3匹飼っていた友人から「1匹目がうつ病になり多頭飼いすることにした」というお話を、2匹目をお迎えすル前に聞いていました。
先代は1頭飼いで、家庭の事情から、晩年は一人でのお留守番が多く、私自身もいつも心配の日々。
もし、もう1匹いれば緩和されたのかな?と思うこともありました。
そんな経験もあり、お留守番中は、別々のケージですが、一人ではないという安心感はあるのではないかと思い、多頭飼いを決意したという経緯もあります。
飼い主側も、お留守番中は一緒だから寂しくないかな?と、多少安心ですね。
犬同士の絆が深まる!
我が家のチワワたちは、普段は付かず離れずという感じですが、優しい兄とやんちゃな妹のような関係性。
下記のような光景を何度か目にしました。
- 妹が「きゃいん」と鳴くと、駆けつける兄
- 兄が病気になたっとき、寄り添う妹
- なにやら兄が妹に注意している
女の子チワワは、抱っこされたくないときや触られたくないときに、あざとく「きゃいん」といいます。
すると、男の子チワワがいつも駆けつけるんですよ。
いつもお兄ちゃんがきてくれるんだよ♪
そして、男の子チワワが41度の高熱を出し、病院から帰ると、ぴったり寄り添う女の子チワワ。
あのときはずっと寄り添ってくれてたよね!
これらの姿を見たときは、「優しい子に育ってくれたな」「お互いに思いやっているのだな」と感動しました。
また、何やら男の子チワワが女の子チワワに注意しているように話していて、「ワウワウ」という男の子チワワに、「きゅーん」と甘えるように答える女の子チワワ。
そんな光景を見て、さらにこの子たちは兄妹のような絆があるのだなと実感しました。
コミュニケーション能力の向上!
小さいころから多頭飼いすることで、犬同士のコミュニケーション能力が向上し、ドッグランなどで、他のワンちゃんとも一緒に遊べるようになるかも♪
我が家の場合も、ドッグランへ行ったのは数回ですが、2匹とも他のワンちゃんと楽しそうに遊んでいましたよ。
またドッグラン行きたいな~。
女の子チワワは、お散歩中は他のワンちゃんに吠えてしまうのですが、見ていると近づきたいようで、本当は遊びたそう。
しかし、コミュニケーションの取り方が強めなので、相手に怖がられたり吠えあったりしてお友達ができませんが、不思議とドッグランでは吠えることもなくフレンドリーです。
犬社会のルールを学んでくれる
ワンちゃん同士が一緒に暮らしていく中で、犬社会のルールを学ばせることができます。
一緒に遊んでいるうちに噛まれると痛い、噛むと嫌がるなどを覚え、じゃれるときの境界線のようなものを身につけるようです。
もちろん、噛んではいけないということは、飼い主のしつけができているかが前提ですが、ワンちゃん同士って、甘噛みしあうことで、コミュニケーションをとりますよね。
その加減を自然と身につけられるのは、多頭飼いだからこそではないでしょうか。
2匹目以降のしつけが楽!
先住犬のしつけがしっかりできていると、2匹目のしつけがとっても楽♪
我が家では、2匹目のトイレトレーニングはほとんどしておらず、1匹目が教えてくれたようです。
ぼくが教えてあげたんだよ!
また、2匹目がなんでも1匹目の真似をするので、2歳ぐらいまではいつも後ろをついて歩いていました。
おかげで、2匹目は女の子なのに、1匹目の様子を見て、足をあげておしっこをするように…。
足をあげてしちゃダメなの?
可愛いですが、ママとしては複雑です。
多頭飼いのデメリットは3つ!
私が思うデメリットはこちら!
- 飼育費用がかかる
- 2匹同時に膝に乗せられない
- 2匹同時に逆くしゃみになることがある
- お散歩中に別々の方向へいこうとする
困らせちゃってるかな~?
費用面のような実際に飼い主自身の生活にも関わってくるものから、多頭飼いだからこそ発生する困ったことなどなど。
それぞれ、ご説明しますね。
飼育費用がかかる
やはり、最初に思うことは、飼育費用がかかること。
我が家は2匹なので、単純計算で1匹の倍かかりますよね。
ごはん、おやつ、日々の消耗品、お洋服など。
そして、ワクチンや狂犬病接種、フィラリアやノミ・ダニ予防のお薬と、すべて2倍です。
たくさん費用がかかるんだね。
チワワの飼育費用は、1匹で年間約17万円、ひと月あたり1~2万円といわれています。
実際に計算してみると、我が家も平均ぐらいはかかっていることがわかりました。
フィラリア予防をしない12月~4月でも、月に1万円はかかっていて、2匹で年間約34万円。
チワワをお迎する時点で、費用面も考えた上なので、特別デメリットだとは思っていませんが、費用については、必ずお迎えする前に念頭に置いておく必要があるでしょう。
実は、3頭目を何度か検討していますが、住環境、費用面を考えて今は保留にしていて、もう少し余裕ができてから、改めて検討しようと思っています。
いつか家族が増えるのかな~。
2匹同時に膝に乗せられない!
いつも男の子チワワが私の膝を陣取っているのですが、女の子チワワも上りついたりしていて、いつも「両方膝に乗せられたらいいのにな~」と思うんですよね。
時々、男の子チワワがいないときを見計らって、女の子チワワが膝に乗ってくることもあります。
いつもお膝とられちゃう…。
しかし、これに関してはどうしようもなく、改善の方法はありませんよね。
また、手が4本あれば…なんてと思うこともあります。
同じタイミングで、同じように膝に乗せたり、撫でまわしたりしたい願望でいっぱいです!
2匹同時に「逆くしゃみ」になることがある!
ワンちゃんが興奮などしたときに起こりやすい「逆くしゃみ」。
小型犬や短頭種に起こりやすく、チワワも例外ではありません。
我が家の女の子チワワは、おやつやごはんのときに興奮するのか、時々逆くしゃみになることがあります。
あれ…しんどいんだよね…。
男の子チワワも、時々逆くしゃみになるのですが、稀に2匹同時に逆くしゃみを起こすことが!?
逆くしゃみになったときは、鼻の穴を押さえて鼻から空気が入らないようにすると止まるのですが、抱っこして鼻を押さえる必要があるので、一人では対応しきれません。
まず、逆くしゃみを起こす頻度が圧倒的に少ない男の子から止めて、その後女の子という順番が多いですね。
もちろん、男の子の逆くしゃみを止めている間は、女の子にも声をかけ続けています。
しかし、女の子チワワの逆くしゃみを止めている間に、止まったと思っていた男の子チワワの逆くしゃみが再発!?
なかなか止まらないときがあるんだよ…。
再度、男の子チワワの方を対応していると、今度は女の子チワワが再発…と数回ループすることもありました。
逆くしゃみが影響で体調を崩すなどはないようですが、本人たちはかなり辛いだろうから、可能な限り早く止めてあげたいと、こちらも焦ってしまいます。
ちなみに、鼻の穴を押さえるやり方は、器官系の疾患のある子には、病気への影響がでる可能性があるので、おすすめできません。
喉を軽くさすってあげたり、落ち着かせるために背中をさすってあげたりしてみてくださいね。
お散歩中に別々の方向へ行こうとする!
基本的には男の子チワワの後ろを女の子チワワがついていくのですが、時々それぞれ違う方向へ行こうとするときがあります。
どちらも譲らないときが稀にあるので、どうしたものか…。
いつも通り、男の子チワワの行きたい方へ行くのか、たまには女の子チワワの行きたい方へ行くのか、その時によって様子を見つつ決めています。
ママ、困ってるときあるよね。
それでも、どうしようもないときは、いったん両方を抱っこし、少し歩いたところで下して様子をみるなど。
そして、男の子チワワはお散歩で歩くのが大好きなのですが、一方、女の子チワワはお散歩は嫌いじゃないけど歩くのは嫌だと立ち止まったまま動かなくなります。
抱っこしてもらって楽ちん♪
女の子チワワを抱っこしてお家へ向かうと、今度は男の子チワワが動かなく、お家が近づくと「もっとお散歩に行くんだ!」と言わんばかりに帰りたがりません。
「おいで~」というと来るので、少しずつお家に近づきながら呼ぶのですが、全然帰れない…。
最終的に両方抱っこして帰ることも少なくありません。
なるべく、両方が楽しめるように、たくさんお散歩してあげたいのですが、限界がありますね。
多頭飼いチワワを仲良くさせる方法をブログでご紹介!
我が家のチワワたちは、最初から相性がいいものの、やっぱりケンカすることもあります。
そこで、仲良くさせるためにやってきたことはこちら。
- なんでも先住犬が優先
- 付かず離れずが仲良しの秘訣
- どこへ行くのもいつも一緒
具体的な内容が気になるでしょ?♪
それぞれ、どのようにしているのか、体験談をご紹介しますね。
なんでも先住犬が優先!
我が家では、なんでも先住犬が優先。
例えば、ごはんやおやつをあげる順番、お散歩の際のハーネスをつける、足を拭く順番など、すべて先住犬からするようにしています。
ぼくが先なんだよ♪
これは、多頭飼いする上で重要というのは、多くの方がご存じではないでしょうか。
たとえ数ヵ月でも、先住犬だけが暮らしていたペースがあります。
2匹目がくることで、多少はそのペースを乱されることはありますが、なるべくそのペースに合わせた生活をしながら、2匹目もそのペースにしていくことが大切。
わたしはマイペースだけどね。
そして、これまで家族の愛情が自分だけに注がれていたのが、2匹目がきたことで愛情が分散されていると思うことがあるようです。
飼い主側からすると分散ではなく、同じ愛情を注いでいるつもりですが、ワンちゃんはそう思わずストレスを感じるのだとか。
そういった意味でも、先住犬から優先的にというのは大切だと思います。
付かず離れずが仲良しの秘訣!
実は、2匹目がやってきたその日からケージは別々。
先住犬が、2匹目の子に興味津々で、なかなか離れようとしませんでした。
ケージは2つ用意していたものの、一緒に寝る姿とかかわいいだろうな~と思っていたのですが、なかなか寝る気配もなく…。
そこで、それぞれのケージに入れて、さらにケージに段ボールを貼り付け、お互いが見えないようにしました。
日中、お留守番以外はケージから出し、自由に過ごし、寝るときはケージへ。
別々のケージで慣れちゃったね。
一時期、ケージの間に置いている段ボールを取り除き、お互いに見える状況にしていました。
ところが、ガム系のおやつをあげたところ、1匹目はすぐに食べてしまい、2匹目は食べずに自分のケージに持ち込み立てこもり開始…。
ガムは絶対に渡さない!
なぜか、食べずにガムを守っていたところ、1匹目が2匹目のガムを狙い何か文句を言っているような様子で、それ以来少し仲が悪くなってしまいました。
それをきっかけに再度段ボールを設置。
現状は仲良しに戻っていますが、念のため段ボールはそのままにしています。
彼らは、その距離感でいることが、仲良しの秘訣のようですね。
ちなみに、普段ケンカすることはそれほどありませんが、だいたいは女の子チワワが突発的に男の子チワワにケンカをうっているのを見かけます。
何かのスイッチが入るのでしょうか…。
じゃれてるつもりなんだよ。
それに対して、男の子チワワが反論?するときもありますが、だいたい距離をとっていて、しばらくすると何もなかったかのように過ごしています。
しかし、男の子チワワが時々、女の子チワワを押しのけたりしていることがあるので、仕返しのつもりなのでしょう。
どこへ行くのもいつも一緒!
我が家のチワワたちは、どこへ行くのも必ず一緒に連れて行くようにしています。
「当たり前なのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、2匹目の子はお家の中のシートで排泄できるのですが、1匹目が外でしかできなくて、雨の日に2匹目の子を置いて行ったことがありました。
そのときは、2匹目がとっても懐いている長男がいて、すぐに帰ってくるからと2匹目をお願いしていたのですが、塾に行ってしまい…。
みんないなくなって一人で寂しかったんだよ…。
帰ってみると、2匹目の子が一人でお留守番していて、なんと1匹目の子を追いかけまわし始めたのです。
じゃれているというよりは、本気で追いかけていたし、1匹目もものすごく逃げていたので、さすがに2匹目を抱きかかえ落ち着かせました。
その日から、雨の日でも抱っこしたり、スリングバッグに入れてお散歩に行くようにしています。
さすがに、1匹目が高熱を出したときにはお留守番させましたが、それ以外は病院へ行くときも必ず一緒。
追い掛け回している様子はその時にしか見たことがないので、やはり置いて行かれたとをかなり怒っていたようですね。
決め手は2匹の温度差!
実は、関西ローカルの朝の番組で、我が家の子たちの動画を流していただいたことがありました。
その時は、男のチワワがお散歩に行きたいと訴え、その傍らで話を聞いていた女の子チワワが途中から寝てしまうという温度差が決め手になり、採用せれたようです。
なんか眠くなっちゃった…。
いつもその番組を見ていて、うちの子たちも映してほしいな~と思い、なんとなく応募したら、なんと採用!
びっくりしつつも、とっても嬉しくて、すぐに家族や友人に共有しました。
番組の方で編集、ナレーションを入れていただき、とっても素敵な思い出に♪
これは、本当に2匹だったから実現したことだと思います。
まとめ
今回は、チワワの多頭飼いは失敗する?
チワワを仲良くさせる方法や、多頭飼いのメリットやデメリットなど、体験談を交えながらご紹介しました。
今回のまとめは、こちら!
- 多頭飼いは失敗する?
→我が家の場合は相性が良く失敗ではない - 多頭飼いのメリット
→寂しさを和らげる可能性がある
→犬社会のルールが学べて、絆が深まる
→コミュニケーション能力が向上する
→2匹目以降のしつけが楽 - 多頭買いのデメリット
→飼育費用がかかる
→2匹同時に膝に乗せられない
→2匹同時に逆くしゃみになることがある
→お散歩中に別々の方向へ行こうとする - 仲良くさせる方法は?
→なんでも先住犬が優先
→付かず離れずの距離感で過ごす
→どこへ行くのもいつも一緒に - 多頭飼いの体験談や感想
→多頭買いならではの楽しさがある
→兄妹のような絆が生まれた
→飼育費用面を見据えてお迎えを検討する必要がある
これからも仲良く過ごしていこうね♪
費用面でのデメリットはあり、多頭飼いだからこその悩みはありますが、我が家の場合は2匹の相性が最初から良かったので、多頭飼いはメリットだらけ。
もちろん、優先順位を考えたり、どちらかが一人にならないようにしたりと、飼い主側の努力も必要ですよね。
しっかり、兄妹のような絆がある2匹のチワワ。
時にはケンカもしますが、これからも付かず離れずで、仲良く過ごしていきたいです。
この記事でご紹介した内容は、あくまで我が家の場合のお話ですが、チワワの多頭飼いを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。